がん保険のうち、女性を対象にした保険です。
基本的な保障内容は一般的ながん保険と同じで、がんと診断されたときや、がんの治療のために入院・手術をしたとき、がんの治療をうけたときなどに保障されます。
入院給付金や通院給付金、手術給付金、診断給付金などの保障が基本で、乳がんや子宮がんといった女性特有のがんの場合には給付金が上乗せされるなど、保障が手厚くなっています。
また、がんと診断されたときに診断給付金、抗がん剤治療や放射線治療など所定の治療を受けたときに治療給付金を受け取れる保障をつけられるがん保険もあります。

基本的な保障内容は同じです。
女性向けがん保険の場合には、乳がんや子宮がん、卵巣がんなど女性特有のがんの場合に基本保障とは別に入院給付金を受け取れる特約を付加できたり、セットされていたりします。
乳がんの手術後に乳房再建術を受けた際に給付金を受け取れる保障がついているものもあります。

悪性新生物は、基底膜を破って広がり浸潤した腫瘍細胞をさします。浸潤が進むと、血管などを通して別の部位に転移するおそれがあります。これに対して、腫瘍細胞が粘膜の上部層である上皮内にとどまっているものを、上皮内新生物といいます。
がん保険の中には、悪性新生物を「がん」と呼ぶものもあります。
また、保障内容によっては、上皮内新生物については保障の対象外になったり、給付金額が悪性新生物に比べて抑えられることがあります。

がん保険には、がんと診断確定されたとき、がん治療のために入院したとき、手術を受けたとき、抗がん剤や放射線治療など所定の治療を受けたとき、先進医療・自由診療・患者申出療養を受けたときなど、がんの治療や療養にかかわるさまざまな状況に応じた保障があります。
含まれる保障は、がん保険の商品やプラン、付加するオプションの組み合わせによって異なります。
契約に含まれる保障の支払事由に該当したときに、一時金や日額、月額などで給付金が支払われます。

がん保険の中には、保障とは別に、契約者向けのサービスを利用できるものがあります。一例として、セカンドオピニオンの手配や専門医を紹介してもらうもの、がん治療に関する相談サービスなどがあります。 （がん保険以外の医療保険などでも、こうしたサービスを利用できる場合もあります。）