就業不能保険・所得補償保険を選ぶ際には、主に次の4つに注目してみましょう。
1保険期間はいつまで?
就業不能保険は60歳満了や65歳満了など働く期間に合わせて設定できます。所得補償保険は1年などで必要に応じて更新することができます。
2受取額はいくら?
働けなくなった時に受け取れる給付金・保険金は収入や所得に応じて設定できる上限が決まっています。就業不能保険は収入に応じて月10万円~50万円までなど選べます。
所得補償保険は毎月の所得の80%以下などの範囲で設定します。
3いつから給付を受け取れる?支払対象外期間・免責期間
働けなくなった時(就業不能状態)から給付を受け取るまでには待ち期間(支払対象外期間・免責期間)があります。
就業不能保険は30日・60日・180日、所得補償保険は4日・7日などから選べます。
4対象になる病気は?
基本的に病気やケガの種類を問わず就業不能状態に該当すれば給付を受け取れますが、うつ病などの精神疾患で働けなくなった場合は、給付の対象外になったり給付に制限がつくことがあります。
なかには、支払い対象となる病気を3大疾病・5大疾病などに絞ったプランもあります。