健康保険とは、国が行う社会保険制度の中で、業務外の病気やケガ、出産、死亡の場合に、各種の給付を行うものです。
健康保険は、事業主と従業員が保険料を出し合って資金を準備し、必要なときにその溜めた資金を基に給付を行う相互扶助の精神のうえに成り立っています。
法人の事業所および常時5人以上使用している個人経営の事業所(農林水産業、サービス業、法務業、宗務業を除く)は健康保険に加入することが義務付けられており、ここで働く加入要件に該当する全ての人は、本人の意思にかかわらず健康保険の強制適用被保険者(加入者)になります。
健康保険は、加入する被保険者が医療の必要な状態になったときに、医療費の自己負担が原則3割で済む仕組みになっています。
健康保険には、組合管掌健康保険(組合健保)、全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)があります。
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