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更新:(公開:2022年5月23日)

引受基準緩和型・無選択型保険とは?保険選びで知っておきたいメリットと注意点を解説

執筆者

加藤 梨里
ファイナンシャルプランナー、CFP(R)認定者、金融知力インストラクター、健康経営エキスパートアドバイザー >プロフィールを見る

持病があっても入れる生命保険:引受基準緩和型・無選択型とは?

持病がある人や入院・手術歴がある人が入りやすい生命保険に、引受基準緩和型や無選択型という保険があります。
健康に関する告知が緩やかか、告知がなく、持病がある人が加入しやすい保険です。

引受基準緩和型・無選択型の保険の特徴と注意点を解説します。

持病があっても入れる生命保険とは?

生命保険に加入するときには、原則として健康に関する告知が必要です。持病があって治療をしている人や、最近に入院や手術をしたなど傷病歴がある人は、その内容を保険会社に伝えることになっています。

病気やケガの状態、治療の状況によっては、保険に加入できないことがあります。そんなときに入りやすいのが、持病がある人に向けた「引受基準緩和型」や「無選択型」という保険です。
対面のほか、郵送やインターネットで加入できる保険もあります。

引受基準緩和型

引受基準緩和型の保険は、保険の契約を引き受ける基準を緩やかにして、持病がある人でも加入しやすくした保険です。「限定告知型」や「選択緩和型保険」とも呼ばれます。

標準的な保険に比べて告知する項目数が少なく、おおむね2~5項目前後に限られています。詳細は保険会社によって異なりますが、「過去2年以内に入院・手術をしたことがある」「過去5年以内にがんで入院・手術をしたことがある」といった告知事項に該当しなければ、加入することができます。

ですから、これらの事項に当てはまらない病気やケガであれば、持病を抱えていたり、入院歴や手術歴があっても、保険に加入できます。

おもに、医療保険や死亡保険(定期保険、終身保険、収入保障)に、引受基準緩和型の保険があります。

引受基準緩和型の告知項目(例)
  • 最近3か月以内に、医師から入院・手術・検査のいずれかをすすめられたことがある
  • 過去2年以内に入院・手術をしたことがある
  • 過去5年以内にがんで入院・手術をしたことがある

※保険会社・商品によって質問内容が一部異なることがあります。

無選択型

無選択型の保険は、契約にあたって健康の診査や告知がなく、健康状態に関わらず誰でも申し込むことができる保険です。「無告知型」と呼ばれることもあります。
取り扱っている保険会社数は限られますが、死亡保険や医療保険に、無選択型の保険があります。

引受基準緩和型・無選択型と標準的な保険の違い
  標準的な保険 引受基準緩和型 無選択型
告知・
診査
あり
※10項目前後
あり
※2~5項目のみ
なし
加入
できる人
健康な人 告知項目に
該当しない人
全ての人
(年齢制限あり)
保険料 標準的 割高 割高
保障の
内容
標準的
  • 特約など選択肢が多い
シンプル
  • 特約など少ない傾向
  • 保険金削減期間ありの場合も
シンプル
  • 特約など少ない傾向
  • 保険金削減期間ありの場合も

引受基準緩和型・無選択型のメリット

引受基準緩和型と無選択型の保険は、いずれも持病がある人が入りやすい保険です。標準的な保険には加入しにくいときに保険に入れるのがメリットですが、反面で注意点もあります。

病気を経験した後でも加入できる

最も大きなメリットが、持病が原因で標準的な保険に加入できないときに、生命保険や医療保険に加入できる可能性が広がることです。

加入できる年齢の上限が高めに設定されているものも多く、60歳代以降など高齢になってからでも新規申込できる保険が珍しくありません。
加入すれば、持病によるものを含めて、病気や死亡への保障を充実させることができます。

病気を経験した後には、保険に新たに加入したい、既に入っている保険に追加して保障を充実させたいと感じることが増えてくるかもしれません。そうした不安に対応することができます。

オプションを追加して保障を手厚くできる

また、オプションを付加して保障を手厚くできるものもあります。おもに引受基準緩和型の医療保険では、先進医療を受けたときに技術料の実費が保障される「先進医療特約」、がん、脳卒中、心疾患にかかって所定の状態になったときに給付が上乗せされる「3大疾病特約」や、これらの病気になったときに以後の保険料の払込みが免除される「保険料払込免除特約」などを付けられるものがあります。

引受基準緩和型・無選択型のメリット
  • 持病があっても、保険に加入できる可能性がある
  • 高齢でも加入しやすい
  • 先進医療や三大疾病特約、通院特約、払込免除特約などオプションを付加できるものもある

引受基準緩和型・無選択型を選ぶときの注意点

持病があっても加入しやすい一方で、引受基準緩和型・無選択型の保険は、標準的な保険にはない注意点もあります。

商品数や特約などの選択肢が限られている

まず、引受基準緩和型・無選択型の保険は標準的な保険に比べて商品数が少なく、保険選びの選択肢が限られます。
特約を付けられる保険もありますが、ラインナップはそれほど多くないので、思うようには保障を手厚くしにくいかもしれません。

保険料が割高

また保障内容や保険金額などの条件が同じ標準的な保険に比べて、保険料が割高です。標準的な保険に対して、引受基準緩和型<無選択型の順で、割高になります。

告知内容にもよりますが、もし、標準的な保険に条件付で契約できるのであれば、引受基準緩和型や無選択型よりも保険料を抑えられる可能性があります。

契約後一定期間は保障内容に制限がつくことも

保障も制限されることがあります。引受基準緩和型・無選択型の保険の一部は、契約から1~2年間など所定の期間内は保険金や給付金額が抑えられる「支払削減期間」を設けています。

この期間内は、入院や死亡があって保険を請求すると、保険金額や給付金額が契約時に定めた金額の半額などに削減されます。

また、無選択型の医療保険などでは、契約から90日間など所定の期間は待ち期間として、保障されないこともあります。

加えて、引受基準緩和型の場合には、商品や告知項目によっては、直近の入院歴や病歴についてひとつでも該当すると契約できないことがあります。

引受基準緩和型・無選択型のデメリット
  • 標準の保険に比べて商品数が少ない
  • 保険料が割高(標準<緩和<無選択)
  • 1~2年間は保険金が支払われない支払削減期間があるものも

持病の状況に合わせて、引受基準緩和型・無選択型を検討

引受基準緩和型・無選択型の保険は、持病がある人も加入しやすくなっています。しかし、標準的な医療保険や生命保険にはない注意点もあります。
内容をよく理解し、病気の治療と保険料の払込みを両立できるかを考えて、保険加入を検討することが大切です。

また、告知内容によっては、標準的な保険に加入できることもあります。自分に合った効率的な保険を選びたいですね。

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  • 執筆者プロフィール

    ファイナンシャルプランナー 加藤 梨里

    加藤 梨里(かとう りり)

    マネーステップオフィス株式会社代表取締役
    CFP(R)認定者、金融知力インストラクター、健康経営エキスパートアドバイザー
    マネーに関する相談、セミナー講師や雑誌取材、執筆を中心に活動。保険、ライフプラン、節約、資産運用などを専門としている。2014年度、日本FP協会でくらしとお金の相談窓口であるFP広報センターにて相談員を務める。
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