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【FPが解説】がんになっても生命保険に加入できる?がん経験者の生命保険の選び方

監修者

加藤 梨里
ファイナンシャルプランナー、CFP(R)認定者、金融知力インストラクター、健康経営エキスパートアドバイザー  >プロフィールを見る

【FPが解説】がんになっても生命保険に加入できる?がん経験者の生命保険の選び方

万が一の死亡に備えて、生命保険に入りたい。しかし、生命保険は一般的に持病があると入りにくい傾向があります。
では、がんを経験した人や治療中のときには、生命保険に入れるのでしょうか?

がん治療中やがん経験者が新たに保険に加入するときの注意点や、がん経験者でも申し込める保険について解説します。

がん治療中でも生命保険に加入できる?

生命保険に加入する時には審査があります。
現在の健康状態や治療の状況などによって、加入できるかどうかが決まるのが基本です。

がん治療中は基本的に、標準的な生命保険に加入できない

標準的な生命保険では、現在の状態について告知が必要です。

「直近3か月以内に医師の診察・検査・治療・投薬をうけたことがありますか?」といった質問を問われますので、現在、がんの治療をしていれば、その旨を告知することになります。

基本的に、告知事項に当てはまる病歴や治療歴があると、それだけを理由に保険に加入できないというわけではありません。

かかった病気の種類によっては、保険料の割増や特定の病気を保障しないなどの条件付きで加入できるケースもあります。
しかしながら、がんについては、治療中には加入が難しいケースが実際のようです。

引受基準緩和型の生命保険でも加入が難しい

なお一部の生命保険には、告知を緩やかにした引受基準緩和型(限定告知型)という持病がある方向けのタイプがあります。
しかしながら引受基準緩和型の保険については、告知事項のすべてに「いいえ」と回答することが加入要件になっています。

告知事項のなかには、現在の健康状態について「最近3か月以内に、医師から入院・手術・検査のいずれかをすすめられたことがある」「過去1年以内に、入院または、手術を受けたことがある」などの項目があります。

がんの治療中にはこれらの項目に「はい」と回答することになってしまいますので、加入が難しいと考えられます。

がん治療中でも入れる生命保険

では、がんの治療中には入れる保険が全く無いのでしょうか。
一部の生命保険には、がんの治療中でも加入できるものがあります。一例を紹介しましょう。

告知のない無選択型保険

生命保険のなかには、告知のない「無選択型」のタイプがあります。健康状態や治療歴などに関わらず、申込が可能です。

ただし、保障に制限があります。死亡保険の場合、けがや所定の感染症などによる死亡については契約後すぐに保障されますが、病気による死亡については、契約から2年以内など所定の期間中は保険金が支払われないのが基本です。

この場合、払い込んだ保険料相当額のみ戻ってきます。がんで亡くなった場合も、2年間は満額の死亡保険金が受け取れないことに留意しておきましょう。

医療保険の場合にも、加入から保障開始まで一定の待ち期間があるなどの条件があります。

また無選択型の生命保険は、健康状態を問わない分、一般的な死亡保険に比べると保険料は割高です。

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がん経験者専用の死亡保険

ごく一部ではありますが、がん経験者向けの専用保険も販売されています。
前立腺がんや胃がんなど、特定のがんの治療中や、これまでにそれらのがんにかかったことがある人に向けた専用の死亡保険です。

がんを含めた病気による死亡のほか、ケガや老衰などによる死亡時に、保険金が支払われます。

こちらも、がんの持病がある人を対象にしており、将来に保険金の支払対象となるリスクが高い分、保険料は一般的な保険に比べると割高です。

こうした特徴には注意が必要ですが、がんの経験者でも入れる死亡保険を探しているときには、選択肢のひとつになるかもしれません。

がん治療後なら生命保険に加入できる?

以前にがんにかかったことがあるものの、すでに治療が終了している場合はどうでしょうか?
ほとんどの生命保険(死亡保険・医療保険)の加入時には、過去の既往歴についても告知が必要です。

ですから手術や抗がん剤治療、放射線治療などがんの治療が一通り終わっていても、所定の期間が経過するまでは治療時についての告知が必要で、加入可否に影響することがあります。

治療後5年経過後がひとつのタイミング

加入できるかどうか、ひとつのターニングポイントになるのが5年後です。
多くの生命保険の告知では、過去5年以内の入院や治療、手術の有無を問われるためです。

治療から5年経過していなければ、治療内容やその後の経過などについて詳細を告知することになり、加入可否に影響することがあります。

特にがんについては診察や検査、薬の処方だけでも告知が必要で、該当があれば加入できないケースがほとんどのようです。

これは、標準的な生命保険でも、持病がある人向けの引受基準緩和型でもほぼ同様です。また、死亡保険のほか、医療保険においても同様の傾向があります。

生命保険加入時にがんに関して問われる質問例
  • 過去5年以内に、がんで入院したこと、または手術を受けたことがある
  • 過去5年以内に、がんと診断されたことがある
  • 過去5年以内に、がんで、医師の診察・検査・治療・投薬のいずれかをうけたことがある

逆に、最後の検査や受診から5年以上経過していれば、過去の治療や入院は告知の対象になりません。完治から5年経っていれば、保険に加入できる可能性が出てくるでしょう。

引受基準緩和型・無選択型の保険も合わせて検討

ただし、標準的な生命保険(死亡保険・医療保険)の一部には、「今までに、がんと診断されたことがありますか?」などと、経過年数を問わずがんの罹患経験を問われるものがあります。

過去すべてをさかのぼってがんにかかったことがあれば、告知しなければなりません。
治療が終わってから長期間が経っていても、加入できない可能性もあります。

標準的な生命保険の加入が難しい場合には、告知項目が少ない引受基準緩和型や、告知のない無選択型の保険を検討する方法もあるでしょう。

特に無選択型の保険は、健康状態や治療歴などに関わらず、申込が可能です。

ただし、契約から一定の期間は保障が制限されたり、保険料が標準的な保険に比べて割高といった点は注意が必要です。

治療が終了してから5年を経過するまでは無選択型を中心に検討しつつ、5年以上経ったら、引受基準緩和型や標準的な保険へと選択肢を広げてみてもいいかもしれません。

今みんなが選んでいる保険は?

今みんなが選んでいる保険は?

がんの治療状況を見ながら、加入できる保険探しを

このように、がんの治療中や治療後5年以内は、全体的に生命保険の加入が難しい傾向にありますが、ごく一部に加入の可能性のある保険もあります。

がんになって間もない時期には無選択型など入りやすい保険で備え、治療から時間が経過したら保険を見直して、広い選択肢から選ぶことで、合理的な保険料で、保障を充実させることもできるかもしれません。

がん治療の負担を軽減する公的な制度もいくつかありますので、民間の生命保険にこだわらず、まずは利用できる制度を探してみるのも大切です。

治療の状況をみながら、安心できる備えを確保していきたいですね。

  • 監修者プロフィール

    ファイナンシャルプランナー 加藤 梨里

    加藤 梨里(かとう りり)

    マネーステップオフィス株式会社代表取締役
    CFP(R)認定者、金融知力インストラクター、健康経営エキスパートアドバイザー
    マネーに関する相談、セミナー講師や雑誌取材、執筆を中心に活動。保険、ライフプラン、節約、資産運用などを専門としている。2014年度、日本FP協会でくらしとお金の相談窓口であるFP広報センターにて相談員を務める。
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