収入保障保険とは? 収入保障保険とは、万が一の死亡の際や、病気やケガにより所定の高度障害状態になってしまったとき、遺された家族がお給料のように保険金を毎月受け取ることができる保険です。死亡したとき・高度障害に該当したときから、契約時に設定した保険期間が満了するまで、年金形式で保険金を受け取ることができます。 保険金の受取方法を、年金形式から一括受取りに変えられるものもあります。 死亡の時期に応じて、保険金を何回受け取るか、受け取る保険金の総額がいくらになるかは変わります。契約から年数が経過するほど、受取総額は段階的に少なくなっていきます。 年数が経過し、保険期間が満了するまで残り少ない時期に死亡した場合には、「支払保証期間」を定めて、1年、2年、5年など保険金を受け取る期間を保証するものもあります。 収入保障保険選びのポイント 収入保障保険を選ぶ際には、主に次の3つに注目してみましょう。 1毎月の受け取り額はいくら? 毎月の受け取り額は、最低月5万円や月10万円などから、月20万円程度まで設定できるものが一般的です。ただし、契約時の年齢などによって異なります。 また、5万円単位で設定できるものと、1万円単位で設定できるものがあります。 2保険期間はいつまで?年満了と歳満了 保険期間の設定には10年や20年などの年満了と、60歳や65歳などの歳満了があり、保険会社や契約時の年齢などによって選べるラインナップが異なります。 3支払保証期間は何年? 保険期間の残りが少ない時期に死亡したときに保険金を受け取れる期間を保証できる「支払保証期間」を、1年、2年、5年などから選べます。 ファイナンシャルプランナーが解説!あなたにぴったりの収入保障保険とは ファイナンシャルプランナー加藤 梨里 収入保障保険は、掛け捨て型の死亡保険のひとつです。保険期間中はずっと保険金額が変わらない定期保険と異なり、契約から年数を経るごとに、万が一の際に受け取る保険金額の総額が段階的に減っていくので、遺された家族が生活するために必要な費用が経年とともに減っていくのに合わせて設計できます。 まずは今、家計を支えている人が亡くなってしまったら、遺された家族に今後どれくらいの生活費が必要かを検討すると、保険金の年金月額を設定しやすいでしょう。 掛け捨て型の保険のため、収入保障保険は保険期間の満了に向けて保険金額はゼロに近づいていきますが、支払最低保証期間を設けることもできます。 1年、2年、5年などから選べるのが一般的です。保険期間の満了時に、遺された家族にどれくらいの収入があり、どの程度家計を担っているかに応じて、支払最低保証期間の設定を検討するとよいのではないでしょうか。 今みんなが選んでいる収入保障保険は? 『収入保障保険』人気ランキング もっと詳しく商品一覧で比較 『収入保障保険』商品一覧 収入保障保険を学ぶ 収入保障保険の基礎知識から詳しい解説、商品を選ぶ際のポイント、体験談やコラムなど、お役立ち情報が満載です。 記事を見る 「死亡保険」に関するよくある質問 現在73歳です。 子どもたちの負担にならないように、葬儀費用を自分で準備したいと思っています。 死亡時の保険金を葬儀費用に充ててもらおうと思っていますが、70歳を超えても加入できる死亡保険はありますか? ちなみに死亡保険は何歳まで加入できますか? 死亡に備える保険の種類および保険会社によってご加入いただける年齢は変わってきます。 なお、健康状態によってはご加入いただけないケースもございますので、現症や既往症があり健康状態が不安な方は弊社にお気軽にお問い合わせください。 (1)一生涯保障がつづく終身タイプ ・終身保険:75歳までご加入いただけます ・引受基準緩和型終身保険※1:85歳までご加入いただけます ・無選択型終身保険※2:80歳までご加入いただけます (2)一定期間を保障する定期タイプ ・定期保険:89歳までご加入いただけます ・引受基準緩和型定期保険※1:89歳までご加入いただけます ※1 引受基準緩和型終身保険および引受基準緩和型定期保険は、告知する項目を簡素化した保険です。 一般の終身保険・定期保険よりも引受基準が緩和されており、持病や入院・手術の経験がある方でも加入しやすいのが特徴です。 ただし、一般の終身保険・定期保険に比べて保険料は割り増しされています。 ※2 無選択型終身保険は、医師の診査や健康告知なしで加入できる保険です。 ただし、告知なしでお引き受けするために一般の終身保険や引受基準緩和型終身保険に比べて保険料は割り増しされています。 よくある質問をもっと見る 関連カテゴリ 死亡保険 定期保険 終身保険 持病死亡保険 収入保障保険