定期保険とは? 定期保険は、10年間や20年間などの一定期間に限って、死亡時に遺された家族が保険金を受け取れる保険です。 基本的に保険料は掛け捨てで、保険期間中に被保険者の死亡や高度障害がなければ、保険金を受け取ることはなく、支払った保険料も戻ってきません。また、基本的に途中で解約したときの解約返戻金はありません。一方で、保険料は手ごろに設定される傾向があります。 こうした特徴から、ライフプランに合わせ、必要な期間に必要な保険金額を設定して契約するケースが一般的です。 ネット申込みができる定期保険では、医師の診査や健康診断書の提出が原則不要など、気軽に申し込み手続きをできるものもあります。こうした定期保険は、ウェブの画面上で健康に関する質問(告知)に答えるだけで申し込めます。 定期保険選びのポイント 定期保険を選ぶ際には、主に次の3つに注目してみましょう。 1保険料はお手頃? 掛け捨ての定期保険のなかでも、ネットで申込みを完結できるものは対面や書面で申込むのに比べて保険料がさらにお手頃になる場合があります。 2設定できる保険金はいくらまで? 保険金額は最低500万円から100万円単位で設定できるものが一般的ですが、なかには最低100万円から設定できるものもあります。 また、最高1億円まで設定できるものもあります。(保険金額によっては申込時に健康診断書が必要になることがあります。) 3保障はいつまで?加入年齢と保険期間 新規契約では満69歳まで申し込める定期保険が多いようですが、なかには80歳代でも申し込めるものもあります。 保険期間が終了した後には、自動更新で90歳まで継続できるものもあります。 ファイナンシャルプランナーが解説!あなたにぴったりの定期保険とは ファイナンシャル プランナー加藤 梨里 ご家族のライフプランのなかで、子どもが幼い頃や住宅を購入する前などは、万が一の際の備えを手厚くしておくと安心です。そんなときには、必要な時期に必要な保険金額で加入できる掛け捨て型の定期保険を活用できます。 保険期間は10年のものが多いですが、1年ごとに契約できるものもありますので、細かなライフプランの変化にも柔軟に対応できそうです。 ネットで申込める定期保険は保険料の手ごろさに加え、申込みの簡便さも嬉しいポイントではないでしょうか。忙しくて保険をゆっくり検討する時間がない人でも、パソコンやスマートフォンで手続きをできます。 手軽でありながら、保険会社によっては保険金額を最高1億円まで設定できます。手厚い備えがほしいときもしっかりニーズに応えてくれそうです。 今みんなが選んでいる定期保険は? 『定期保険』人気ランキング もっと詳しく商品一覧で比較 『定期保険』商品一覧 定期保険を学ぶ 定期保険の基礎知識から詳しい解説、商品を選ぶ際のポイント、体験談やコラムなど、お役立ち情報が満載です。 記事を見る 「死亡保険」に関するよくある質問 現在73歳です。 子どもたちの負担にならないように、葬儀費用を自分で準備したいと思っています。 死亡時の保険金を葬儀費用に充ててもらおうと思っていますが、70歳を超えても加入できる死亡保険はありますか? ちなみに死亡保険は何歳まで加入できますか? 死亡に備える保険の種類および保険会社によってご加入いただける年齢は変わってきます。 なお、健康状態によってはご加入いただけないケースもございますので、現症や既往症があり健康状態が不安な方は弊社にお気軽にお問い合わせください。 (1)一生涯保障がつづく終身タイプ ・終身保険:75歳までご加入いただけます ・引受基準緩和型終身保険※1:85歳までご加入いただけます ・無選択型終身保険※2:80歳までご加入いただけます (2)一定期間を保障する定期タイプ ・定期保険:89歳までご加入いただけます ・引受基準緩和型定期保険※1:89歳までご加入いただけます ※1 引受基準緩和型終身保険および引受基準緩和型定期保険は、告知する項目を簡素化した保険です。 一般の終身保険・定期保険よりも引受基準が緩和されており、持病や入院・手術の経験がある方でも加入しやすいのが特徴です。 ただし、一般の終身保険・定期保険に比べて保険料は割り増しされています。 ※2 無選択型終身保険は、医師の診査や健康告知なしで加入できる保険です。 ただし、告知なしでお引き受けするために一般の終身保険や引受基準緩和型終身保険に比べて保険料は割り増しされています。 よくある質問をもっと見る 関連カテゴリ 死亡保険 定期保険 終身保険 持病死亡保険 収入保障保険