遊んでいる時にお友達にぶつかってしまった、おもちゃの取り合いで友達を噛んでしまったなど、子どもが友達にケガをさせてしまったとき、親はどのような対応をとればよいのでしょうか。
ここでは、実際に子どもが友達にケガをさせてしまったママさんの体験談をもとに、親の対応方法やトラブルの解決方法をご紹介します。
記事の目次
実例で見る!子ども同士のトラブル解決方法
都内に住むIさんの当時4歳だった息子さんが、保育園でトラブルを起こしてしまいました。
いつも遊んでいるお友達とクラスでふざけていた時、息子さんが勢いあまってお友達を押してしまい、机のフチに目の上をぶつけてしまいました。 先生からは「軽く打った程度」と聞いていて内心ホッとしましたが、それでも打った場所が場所だけに、まずはお友達のママさんに様子伺いと謝罪の連絡をしました。
最初の連絡はすぐ入れたものの、よく会うママさんだったのでこじれるのを避けたいという思いもあり、親しい先輩ママに相談し、3つのアドバイスをもらいました。
- 必ず子どもも連れて行き、子ども本人に謝らせる
- とにかく早く謝りに行く。できれば当日中がベスト
- 菓子折りは必ず持っていく。安いものは避け、評判のいいものを選ぶ
アドバイス通りすぐに菓子折りを買い、子どもと一緒に謝罪に伺った結果、お友達のケガは腫れがひどいものの、幸い回復にそれほど期間がかからないことが分かりました。またこちらの謝罪も受け入れていただきママさんの気持ちが落ち着いたこと、手持ちの菓子折りを気に入ってくれてたこと、など上手く作用して、事なきを得ました。
子どもがケガさせてしまったら、親はどう対応すればいい?
Iさんの実例をもとに、親の対応ポイントを見ていきましょう。
子ども本人と一緒に謝る
トラブルの謝罪をする場合には、親だけで行くのではなく、子ども本人も一緒に謝りに行くのが良いでしょう。当事者である子どもとその親の両方が、トラブルを真剣に受け止め反省していることが相手に伝わることが大切です。
謝罪に一緒に行くことで、子ども自身も「自分がどんなことをしてしまったか」「自分のしたことでどんなことが起こってしまうのか」を理解することができるでしょう。
お詫び・謝罪はできるだけ早く
謝罪はできる限り当日中、遅くともその翌日にはできるようにしましょう。謝罪までの時間が空いてしまうと、相手の中で子どもとその親へ印象が悪くなってしまうことも考えられます。
他の親との間でその出来事に尾ひれがついた状態で広まってしまう、といった事態を避けるためにも、その日のうちに相手へ連絡を取り、謝罪の予定を設定しましょう。
謝りに行くときは手土産を準備する
誠意や反省の気持ちがより伝わりやすいよう、言葉や態度に加えて手土産や見舞金を準備できると良いでしょう。
Iさんは対面での謝罪の際、先輩ママさんのアドバイスを参考に3,000円程度の洋菓子を手土産で持って行きました。
相手の連絡先が分からない時には、先生に協力依頼を
個人情報保護の観点から相手の連絡先や住所がわからないケースもあるかもしれません。その際には、保育園・幼稚園など送り迎えのタイミングを利用するものよいでしょう。
タイミングが合いづらい場合や相手の親の顔がわからない場合には、謝罪の手紙を書いて先生へ預け、相手の方へ渡してもらう方法もあります。
子供がケガをさせたときに使える保険は?
Iさんのケースでは治療費の支払いもなく円満に解決することができましたが、大きなケガや通院が必要になる場合には、治療費用はどこまで賠償をすればよいのでしょうか。
小さな子どもの場合、事件や事故の加害者となってしまっても責任能力はないため、代わり親が監督義務者として、賠償請求などに応じる必要があります。
個人賠償責任保険で対応できる
このようなトラブルを起こしてしまった時の治療費や慰謝料に対応できる保険に、個人賠償責任保険があります。 賠償責任保険は、日常生活で思わぬアクシデントによって人にけがをさせてしまったり、人のモノを壊してしまったりして、損害賠償責任を負ったときに保険金がおりる保険です。
現在、個人向けには自動車保険、火災保険、傷害保険、自転車保険などの補償のひとつとして販売されています。加入中の保険のオプションとしてセットされているケースもありますので、一度確認してみると良いでしょう。
子どもの日常トラブルに備える総合保険も
子どもの日常生活では思わぬトラブルでお友達をケガさせてしまうだけでなく、子ども自身もケガをしてしまう心配もあるでしょう。
そんな子どもの日常生活のさまざまなトラブルに備える専用の保険も販売されています。子どもが病気やケガをした時の通院や入院・手術の費用や、トラブルが起きたときの賠償費用が補償される保険です。
学校から貸与されたタブレット端末の破損費用が補償されるものや、被害にあった時に弁護士に相談できるサービスをセットできるものもあります。
幼稚園児・小学校向けの総合保険
心を込めた対応でスムーズな解決を
子ども同士のトラブルに限らず、トラブルが起きてしまったときは相手に「トラブルを重く受け止め、反省している」ことが伝わることがポイントです。
トラブルの後処理が長引き、日常生活に支障が出てしまうことを避けたいのは相手も同じ。なるべく早くお互いがいつも通りの生活に戻れるように、迅速に誠実に対応をするよう心掛けたいですね。
また、思わぬ子ども同士のトラブルでケガをさせてしまったり、また子ども自身がケガをしてしまった時に備えて対応できる保険を確認しておくと安心でしょう。
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執筆者プロフィール
ライフィ編集部
「お困りごと解決のためのお役立ち情報サイト」を目指し、生命保険・損害保険を中心に、健康や家計などさまざまな情報を掲載しています。メンバーは独自の視点でお客さまのお困りごとに日々耳を傾け、編集・発信しています。