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学資保険(こども保険)

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更新:(公開:2019年9月11日)

学資保険(こども保険)を学ぶ

学資保険(こども保険)を学ぶ

学資保険(こども保険)は、子どもの高校や大学などの進学時に合わせて学資金や満期金を受け取れる、積立型の保険です。契約中に親など保護者が万が一亡くなったときには、その後の保険料の支払が免除され、子どもの進学時には予定通りにお金を受け取れます。

教育資金を積み立てるのが学資保険(こども保険)のおもな機能ですが、子どものけがや病気の際に給付を受けられるものもあります。

学資保険(こども保険)でどんな備えができる?

学資保険(こども保険)ではおもに、高校や大学など子どもの進学にかかる教育費に備えられます。保険商品によって「学資保険」「こども保険」など名称が異なります。

高校や大学など子どもの教育資金を貯められる

子どもの入学や進学時には、学校に納付する入学金や授業料、通学するための学用品や教材費などのお金がかかります。

こうした教育費の負担は、一般的には子どもが成長するにつれて重くなる傾向があります。そこで、支払った保険料の一部を積み立てて、子どもが進学するときに学資金や満期金として受け取るのが、学資保険(こども保険)のおもなしくみです。学資金や満期金はお祝い金・祝金とも呼ばれます。

基本的なしくみは同じですが、「学資保険」として販売されている保険は貯蓄機能が高く、払い込んだ保険料に対して子どもの進学時に受け取れる学資金や満期金の割合が高い傾向があります。

親がもし亡くなった時にも備えられる

学資保険やこども保険が現金や預金などによる貯蓄と大きく異なるのは、保険の機能があることです。契約中に万が一、契約者である親が亡くなったとき・高度障害状態になったときには、その後の保険料の払い込みが免除されます。それでも、学資金や満期金を受け取る時期になれば、子どもは予定通りにお金を受け取ることができます。

預金などの貯蓄では、もしも親が亡くなったときにはそれまでに貯めた金額しか残すことができませんが、学資保険(こども保険)ではそれまでに払い込んだ保険料にかかわらず、予定通りに子どもが教育資金を確保できるのです。

また、「こども保険」として販売されているものは「学資保険」の名がついたものよりも保障の機能が充実している傾向があります。一部のこども保険には、親が亡くなったときには子どもが養育年金を受け取れるものもあります。

子どもの病気・けがに備えられるオプションも

教育資金を確保するほかに、子どもの病気やけがにも備えられるものもあります。
一部の学資保険(こども保険)は、子どもが病気やけがで入院をしたときに、その日数分の入院給付金を「1日につき1万円」などのように受け取れる、治療のために手術をしたときにはその規模に応じて入院給付金日額の10倍や20倍などの手術給付金を受け取れる保障がついています。入院や手術をした後に通院で治療を続けたときに、通院給付金を受け取れるものもあります。

貯蓄と合わせて教育資金の準備に、学資保険(こども保険)の検討を

このように、子どもの教育資金を準備しながら、親の死亡や子どもの病気・けがなどに備えられる学資保険(こども保険)。

以下の記事では、子どもにかかる教育費や医療費のしくみ、学資保険(こども保険)の考え方などについて解説しています。大切なお子さんの将来に備えて、家計の貯蓄やほかの保険の状況をふまえて学資保険(こども保険)を検討してみてはいかがでしょうか。

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