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自動車コラム「知識はなくてもクルマは走る」 自動車コラム「知識はなくてもクルマは走る」

オールシーズンタイヤとスタッドレスタイヤの違いは?

執筆者

山田 弘樹
モータージャーナリスト、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、A.J.A.J.(日本自動車ジャーナリスト協会)会員 >プロフィールを見る

オールシーズンタイヤに興味があります。

今年スタッドレスタイヤからノーマルタイヤに履き替えたとき「来シーズンは交換どきですね」と店員さんに言われました。
今年も雪が1回くらいしか降らなかったですし、スタッドレスを買うのもムダかな…と思ってしまいました。
いま話題になっている「オールシーズンタイヤ」に興味があるのですが、スタッドレスタイヤとは何が違うのですか?

(50代会社員・男性)

タイヤの履き替えの手間とコストを省けるオールシーズンタイヤ

確かに今年も、雪が少ないシーズンでした。そうなると、普段から履いてそのまま冬を越せる「オールシーズンタイヤ」は気になるところですよね。

私たちにとって「冬タイヤ」といえばスタッドレスが定番ですが、ここ数年の間に「オールシーズンタイヤ」という名前がチラホラ聞かれるようになりました。
これは文字通りシーズンを通して履けるタイヤですから、夏用タイヤと冬用タイヤの両方を揃えるよりも経済的。タイヤを保管する必要もないですし、履き替えの料金や時間を節約することができるので注目が高まっています。

オールシーズンタイヤとスタッドレスタイヤの違いは?

オールシーズンタイヤ

ではこのオールシーズンタイヤとスタッドレスタイヤでは、何が違うのか?
それを今回はお話しましょう。

冬用タイヤとひとくちに言っても、いくつかの種類があります。

極寒の地域では昔の日本のように「スパイクタイヤ」が未だに使われています。
しかし雪がそれほど多くない日本では、スパイクピンがアスファルトを削ることによって道路が傷み、粉じんが発生する問題が起こりました。
このため80年代初頭に、スタッドレスタイヤが誕生したのです。

スタッドレスタイヤはゴムの工夫でツルツル路⾯に対応︕

スタッドレスタイヤがよいのは、⽇本の雪質に合っているところです。
⽇本の雪はヨーロッパなど緯度が⾼い地域と⽐べて重たくしめっており、これが溶けると凍っていまいます。アイスバーンと呼ばれるツルツルの路⾯ですね。
そしてこの氷が溶けると水の膜ができ、タイヤが滑りやすくなります。

これに対してスタッドレスタイヤのゴムには、様々な工夫がなされています。表面(トレッドといいます)にはサイプと呼ばれる細い溝が沢⼭⼊れられ、ゴム自体にも路面の水を吸収・排出する工夫がなされているのです。

だから氷の路⾯に対しては今のところ、スタッドレスタイヤが⼀番グリップします。対してオールシーズンタイヤは雪道を⾛れて、凍った路⾯が苦⼿なのです。

オールシーズンタイヤはしっかりゴムで低温と雨に対応!

では、オールシーズンタイヤは何がよいのでしょう?

それはスタッドレスタイヤに比べて細かい溝(サイプ)が少ない分だけゴムがシッカリしていて、夏タイヤに近い感覚で走れるところ。そして気温が低くなっても、ゴムがその温度域をカバーしているところです。
またスタッドレスタイヤに比べて太い溝が多い分、雨が降っても排水性を高く保てます。

オールシーズンタイヤは氷の路面が苦手

つまりオールシーズンタイヤは、いまのところ「夏タイヤと冬タイヤの中間のタイヤ」だと言えます。

タイヤによってはそれが夏寄りになっていたり、冬寄りになっていたり、経済性に寄っていたりと様々です。ただどれにも言えるのは、氷の路面が苦手であること。

日本の場合は雪がほとんど降らない地域でも、一度でもこれが積もると路地裏などではアイスバーンができやすい。坂道などはとても滑りやすくなります。

車の用途に合わせてタイヤ選びを

ですから「雪が降ったらゆっくり走る」とか「除雪が効いた幹線道路に出るまでの緊急用タイヤ」として考えるのであれば、オールシーズンタイヤは有効だと思います。

でも「オールシーズンタイヤを履いたから、スキーに行こう!」なんて出かけてしまうと、アイスバーンに冷や冷やしながら走らなくてはならないので、積極的に雪道を走る場合はスタッドレスタイヤを選ぶ方がいいでしょう。

クルマをぶつけてしまう方が、タイヤ代よりも遙かにお金が掛かります。そして何より大切なのは、安全だとボクは思います。

  • 執筆者プロフィール

    モータージャーナリスト 山田 弘樹

    山田 弘樹(やまだ こうき)

    モータージャーナリスト
    日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、A.J.A.J.(日本自動車ジャーナリスト協会)会員
    自動車雑誌「Tipo」の副編集長を経験。数々のレースにも参戦。2018年「スーパー耐久富士スーパーテック24時間」ではドライバーとして2位獲得。執筆活動、レースレポート、ドライビングスクール等の講師、メーカー主催イベントの講演など行う。
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