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電気自動車はどれくらい持つのか【前編】バッテリーの寿命はどれくらい?

執筆者

山田 弘樹
モータージャーナリスト、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、A.J.A.J.(日本自動車ジャーナリスト協会)会員 >プロフィールを見る

電気自動車へ乗り換え

昔に比べて電気自動車が増え、充電器のスタンドもよく目にするようになりました。最近、災害で電気の確保にも使えると聞き、電気自動車に乗り替えようか真剣に考え始めています。 ただ、昔より性能が上がっているとは言え、走行用バッテリーの寿命が気になります。寿命はどれくらいあるのでしょうか?また、バッテリーの劣化について教えてください。

(40代会社員・男性)

バッテリーの寿命はメーカーの保障期間を参考に

電気自動車(EV)が普及し始めた頃によく耳にしたのは「外出中に充電できるところはあるの?」「一回の充電でどこまで走れるの?」という不安でした。
最近ではこの辺りが解消されつつあり、EVも現実的な買いたい車種候補に上がるようになりましたね。

とはいえ、総合的な意味でEVがどれくらい“持つ”のか? を考えるとこれまでガソリン車に乗ってきた感覚ではよく分からず、漠然とした不安は依然としてあるでしょう。

その鍵を握るひとつが、ご質問の「走行用バッテリー」です。

バッテリーの寿命の目安は?

まず走行用バッテリーは、永久的に使えるわけではありません。携帯電話と同じで、寿命もあります。
一般的には、満充電に必要な時間をかけて充電しているのに、その容量が70%を下回ると寿命だとされています。

では「この状態に行き着くまでにどのくらいかかるの?」かが気になるところですが、ユーザーの使用環境によって劣化具合は変わりますし、EV車による実績データもまだ少ないため、一概には言えないのが現状です。

バッテリーの寿命は何年?

電気自動車バッテリー

そこで消費者が参考とするのは、各メーカ独自で設けているバッテリー保証期間でしょう。

新車登録から5年間または10万㎞までが目安となっているようで、少なくともこの期間内に70%を下回ったとしても、交換または修理してもらえる可能性は高いです。

となると、概ね5年間は普通に使うことができる。それが目安になるでしょうね。
ちなみに、代表的な車種でそれぞれの保証期間を見てみましょう。

<日産・リーフ>8年間または16万㎞まで
<BMW・i3>8年間または10万㎞まで
<テスラ・Model S>8年間または24万㎞まで

2020年内に欧州で発売されるレクサス・UX300eに至っては、10年間または100万㎞(!)までこれが保証されるとのこと。
技術開発がますます進むでしょうから、今後寿命はさらに伸びていくことが予想されます。

バッテリーの寿命が近くなったら?バッテリー交換も選択肢に

ところでバッテリーの寿命が近づくと、どんな影響が出てくるのでしょう?

EVでは一回の充電で走行可能な距離を「航続距離」で表します。単純に言ってしまうと、これが満充電で今までは航続可能距離100㎞と示されのに、満タンにしても70㎞かそれ以下になってしまいます。

そこで注意したいのは、バッテリーの保証期間問題です。仮に保証期間を過ぎてこうなってしまった場合、単純に三つの選択肢が考えられます。

  • ・買い替えどきだと思って手放すか
  • ・航続距離が短くなるのを承知で乗り続けるか
  • ・バッテリー交換して乗り続けるか

早くからリーフを販売している日産では有償の交換プログラムもあり、新品バッテリーは65万円~、リーフの使用済みバッテリーを利用した交換サービスは30万円(24kWh)で受けられます。

バッテリーはガソリン車にとってのエンジンと同じ。
この交換費用を高いと見るか、妥当だと考えるか……。

クルマの使用頻度とメンテナンスコストも含めての検討を

この辺りまで含めて検討しておくと、EVの購入プランも現実味を帯びてくるのではないでしょうか。

周辺機能の劣化までは言及しませんが、安くなった中古車に新型バッテリーをインストールして乗り続けるという人たちも、増えてくるのではないでしょうか。

余談ですがさる欧州メーカーのエンジニアと話をしたとき、プラグインハイブリッド車がバッテリーだけで走れる距離を約50kmに設定しているのは「それが一般的な人々の、一日に走る距離の平均だから」と聞きました。

休日の長距離移動などを別にして、通勤や日常生活で自分がご自身のクルマでどれくらい走るかを把握しておけば、今後のEV購入も様々なプランが考えられるかもしれませんね。

※62kWh駆動用バッテリー搭載車/40kWhバッテリー搭載車の場合。

  • 執筆者プロフィール

    モータージャーナリスト 山田 弘樹

    山田 弘樹(やまだ こうき)

    モータージャーナリスト
    日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、A.J.A.J.(日本自動車ジャーナリスト協会)会員
    自動車雑誌「Tipo」の副編集長を経験。数々のレースにも参戦。2018年「スーパー耐久富士スーパーテック24時間」ではドライバーとして2位獲得。執筆活動、レースレポート、ドライビングスクール等の講師、メーカー主催イベントの講演など行う。
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