独身の時に入った共済。結婚して子供がいる今、どう見直せばいい?山本さん(45才・女性):
会社員(サービス業)、夫婦+子供1人(6歳)、賃貸
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1.どんな保険で保険料はいくらですか?
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死亡時の保障
- 保険種別
- 定期保険
- 保険の目的
- 特になし
- 保険期間
- 70歳まで
- 保険料
- - (医療保険に含まれる)
- 払込期間
- 70歳まで
- 保険金額
- 50万円(60歳まで)
30万円(65歳まで)
20万円(70歳まで)
病気・ケガ・入院の保障
- 保険種別
- 医療保険
- 保険期間
- 70歳まで
- 保険料
- 2,500円/月
- 払込期間
- 70歳まで
- 入院
- 9,000円/日額(60歳まで)
8,000円/日額(65歳まで)
7,000円/日額(70歳まで) ※入院5日目から - 女性疾病
- 4,000円/日額
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2.いつどこで入りましたか?
- 今から約10年前、35歳のとき、自宅のポストに共済のチラシ入っており、それを見て郵送で申し込みしました。
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3.今の保険に入ったきっかけは?
- それまで保険には入っておらず、年齢的にも何か保険に入っておかなければとは思っていました。 そんなときに、体調に異変(違和感)をおぼえ、何かの病気だったら困る、と考え病気になる前に保険に加入しました。
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4.今の保険を選んだ理由・決め手は何ですか?
- チラシにあった共済の保障の中でも特に、必要最低限の保障(入院・手術)が付いているもので価格が安く、かつ、安い割に保障が手厚いものを選びました。また、女性特有の疾病にも対応して、保障が上乗せになるところもよいと思いました。
入院・手術の保障をおもに考えていたので、死亡の保障については、「ついているな」という程度で、特に考えていませんでした。 -
5.入っている保険や今後の保険選びについてアドバイスが欲しいことはありますか?
- 今入っている保険は、独身の時に入ったもので、現在結婚して子供もいるので、どのような内容に変えていけばよいか等、相談に乗っていただけるとありがたいです。ただ、見直す必要はあると思っているのですが、今の保険が安い分、今の年齢で新たに保険に入るとなると保険料が高くなってしまうのが心配です。
FP・生保プランナーからのコメント
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久保 登嗣宜(くぼ としのり)
株式会社ライフィ コミュニケーション営業部 プロダクティプライフセクション 生命保険アドバイザー
公的保険アドバイザー、2級ファイナンシャル・プランニング技能士 -
加藤 梨里(かとう りり)
マネーステップオフィス株式会社代表取締役
CFP(R)認定者、金融知力インストラクター、健康経営エキスパートアドバイザー手頃な保険料で、病気やケガへの備えができています。女性特有の病気にも備えられるのは安心ですね。 共働きでいらっしゃいますから、病気やケガへの備えである医療保険に加えて、ご自身の万が一に備えて死亡保険もあるとより安心かもしれません。
医療保険は、現在の契約のように入院や女性疾病に備えられるタイプを基本に検討してよいでしょう。現在のものは入院5日目から給付を受け取れるものですが、近年は1週間以内の入院が多いです。
入院初日から受け取れるものだとより活用しやすいと思います。
また、契約中の保険は70歳で保障が終了しますが、病気やけがのリスクは高齢になるほど高まります。高齢になっても備えが続くものを探してはいかがでしょうか。ご夫婦ふたりの収入で家計を支えているなら、ご自身の万が一への備えとして死亡保険も検討してみましょう。
共働きのご家庭では、特にお子さんが独立されるまでは2馬力の収入が欠かせないケースが多いです。その期間に合わせて、家計の収支や貯蓄の状況をみながら、もしご自身の収入がなくなったときにご家族にどれくらいのお金があると安心かを考えたいですね。
加入した際の「必要最低限の保障」「安い割に保障が手厚いもの」とのご意向に対して、保険料が手ごろで基本的な保障もカバーしている共済は良い選択ではないでしょうか。
一方で、現在加入中の共済は保険期間が70歳までの定期タイプのため、それ以降の保障が無くなるリスクもございます。今から見直しの際には保険料が上がらず、保障も一生涯続く終身タイプをご検討いただくとよいでしょう。
また、どのような保険内容に変えていくか、という点ですが、まず自分の環境で想像してみるとよいでしょう。「今」何かが起こったとき、治療費や生活費、教育費など、なにが必要となるかをイメージすることにより、過多もしくは不足に気づくことがあります。大きな死亡保障が必要となる場合もあります。
また、がん治療は治療期間が長くなり治療費用が高額になるケースも多いため家計への負担が大きくなります。がん治療に備えられるかも合わせて検討しておくと安心です。
保険料を抑えるには「必要最低限の保障」の考え方と合わせて、保険料が割安に設定されている、インターネットで入れる保険も合わせて検討してみるのもよいでしょう。