来年子どもが独立予定。保険の見直しを検討中です。たまがわさん(53才・女性):
会社員(事務職)、未婚(シングルマザー)、子供2人(28歳、22歳)、
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1.どんな保険で保険料はいくらですか?
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亡くなった時の保障
- 保険種別
- 終身保険
- 加入年齢
- 41歳
- 保険の目的
- 家族のため
- 保険期間
- 終身
- 保険料
- 3,200円/月
- 払込期間
- 終身
- 保険金額
- 250万円
亡くなった時の保障
- 保険種別
- 収入保障保険
- 加入年齢
- 41歳
- 保険の目的
- 家族のため
- 保険期間
- 70歳
- 保険料
- 5,000円/月
- 払込期間
- 70歳まで
- 保険金額
- 12万円/月
- その他
- 災害割増特約500万円
病気・ケガの保障
- 保険種別
- 医療保険
- 加入年齢
- 41歳
- 保険期間
- 終身
- 保険料
- 2,400円/月
- 払込期間
- 終身
- 入院
- 5,000円/日額
- 先進医療
- あり
病気・ケガの保障
- 保険種別
- 医療保険
- 加入年齢
- 41歳
- 保険期間
- 終身
- 保険料
- 1,400円/月
- 払込期間
- 終身
- 入院
- 5,000円/日額
- 先進医療
- なし
病気・ケガの保障
- 保険種別
- 医療保険(子ども分)
- 加入年齢
- 17歳
- 保険期間
- 終身
- 保険料
- 2,500円/月
- 払込期間
- 終身
- 入院
- 10,000円/日額
- 先進医療
- あり
病気・ケガの保障
- 保険種別
- 医療保険(子ども分)
- 加入年齢
- 10歳
- 保険期間
- 終身
- 保険料
- 2,100円/月
- 払込期間
- 終身
- 入院
- 10,000円/日額
- 先進医療
- あり
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2.いつどこで入りましたか?
- 41歳の時に保険代理店にお勤めの知人の方から加入しました。
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3.今の保険に入ったきっかけは?
- 41歳までは自身の定期保険加入のみでしたが、家族の分も含めて全面的に見直しました。 母子家庭なので、私が病気をしても子供が病気をしても仕事を休むことになり、収入が減少する可能性があるなど、今後どのような状況になったら困窮するかを考えて加入しました。
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4.今の保険を選んだ理由・決め手は何ですか?
- 病気・ケガの保障の保険は、先進医療の付加がある商品の保険料を比較して加入しました。 亡くなった時の保障の保険は、子供が成長していく過程で必要な保障額は変わるので、保障額は減少していきますが、定期保険より保険料を抑えられるので、収入保障保険に加入しました。
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5.入っている保険や今後の保険選びについてアドバイスが欲しいことはありますか?
- 長男はすでに独立していますが次男が来年大学を卒業するため、子供を養育していたから必要だった保障が不要になると考えています。子供たち分として加入していた医療保険も含めて見直しを検討しており、アドバイスをいただきたいです。
FP・生保プランナーからのコメント
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久保 登嗣宜(くぼ としのり)
株式会社ライフィ コミュニケーション営業部 プロダクティプライフセクション 生命保険アドバイザー
公的保険アドバイザー、2級ファイナンシャル・プランニング技能士 -
加藤 梨里(かとう りり)
マネーステップオフィス株式会社代表取締役
CFP(R)認定者、金融知力インストラクター、健康経営エキスパートアドバイザーさまざまなリスクと向き合いながら仕事とご家庭を両立されてきたご様子を想像すると、頭の下がる思いです。子育てもあと一息、ここまで続けていらした保険にも区切りをつけられそうですね。
お子さんたちの保険は解約してお子さんが新たに検討するか、契約者名義を変更し、保険料をお子さん達が負担する形にもできるかもしれません。
収入保障保険は、おっしゃるように期間の経過に合わせて合理的に保障を備えることができていたと思います。今の契約では70歳まで月12万円の保障が続きますが、お子さんが独立したら保険金額を下げてもいいと思います。
ご自身の医療保険は、2本合わせて入院1日あたり1万円の保障になっています。
もしも入院したときに、家計や貯蓄からどれくらいお金を充てられるかを踏まえて、見直しを検討してはいかがでしょうか。これから老後に向けてのお金も意識する頃と思いますので、無理のない保険料で続けながら、貯蓄も進めていけるといいですね。
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死亡保障、医療保障とバランスが取れていると思います。
死亡保障はお子様の独立に伴い必要保障額が減少いたしますので、保障額を減らすことができます。今たまがわ様のおっしゃる通り収入保障保険で準備していた教育費の保障分は、減額もしくは解約いただくことが可能です。
今後は死後の整理資金を確保できるよう保険を準備しましょう。現在ご加入の終身保険が死後の整理資金としてご利用できます。
お子様の医療保険に関しては現在のお子様の保険は名義を変更する、もしくはお子様自身で保険を改めてご検討いただき、今までの保険は見直しいただくのがよろしいかと思います。
今後のリスクへの準備としては、家族への保障ではなくご自身のお葬式代の準備や入院時の治療費の準備が保険の主な目的に変わってまいります。
入院時の保障は高齢化社会に伴いこれから必要になる可能性が高いので、現在ご加入いただいている保険を改めてご確認いただき、現在の入院事情に合わせた保険をご検討いただくことも可能です。不足している保障を追加するのもよいでしょう。
検討の際には、高齢化社会の中で介護や認知症などのリスクに対しての準備も視野に入れて保険を見直すのもよろしいかと思います。