生保営業マンが選んだ保険4つ!ポイントは保障と保険料のバランス上田さん(50才・男性):
会社員(保険業)、夫婦+子供2人(11歳、7歳)、持家
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1.どんな保険で保険料はいくらですか?
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死亡時の保障
- 保険種別
- 収入保障保険
- 保険の目的
- 家族のため
- 保険期間
- 20年
- 保険料
- 4,800円/月
- 払込期間
- 59歳まで
- 保険金額
- 12万円/月
病気・ケガ・入院の保障
- 保険種別
- 医療保険
- 保険期間
- 終身
- 保険料
- 12,000円/月
- 払込期間
- 60歳まで
- 入院
- 5,000円/日額
- 先進医療
- なし
- その他
- 250万円(死亡時)
病気・ケガ・入院の保障
- 保険種別
- 医療保険
- 保険期間
- 終身
- 保険料
- 3,800円/月
- 払込期間
- 60歳まで
- 入院
- 5,000円/日額
- 先進医療
- あり
がんの保障
- 保険種別
- がん保険
- 保険期間
- 5年更新
- 保険料
- 4,200円/月
- 払込期間
- 5年間
- 入院
- あり(実費)
- 先進医療
- あり(実費)
- 通院
- あり(実費)
- その他
- 100万円(診断時)
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2.いつどこで入りましたか?
- 保険営業を行っており、自社で取り扱っていた保険の中から選んで加入しました。
38歳のときにがん保険、39歳で死亡保険に加入。医療保険は以前から加入していましたが、40歳のとき見直しして現在の保険に切り替えました。
そのほか、住宅購入時に団体信用生命保険に加入しています。 -
3.今の保険に入ったきっかけは?
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- がん保険:いずれ入らなければ…と思っていたところに、先進医療だけでなく、自由診療まで保障するがん保険の存在を知ったため加入。
- 死亡保障:長男が生まれたことがきっかけで加入。
- 医療保険:先進医療の保障が欲しかった、また保険料の払込満了年齢を前倒ししたかったため以前入っていた保険を見直し、現在の保険に加入。
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4.今の保険を選んだ理由・決め手は何ですか?
- がん保険:自由診療の保障が欲しかったが、自由診療まで保障されるがん保険が、当時はこの商品しか存在しなかったため。国内で認可は取れていなくても、海外で効果が実証されている治療を受ける場合、自由診療という扱いになり、健康保険の対象外のため費用も莫大になりますが、この点が保障されていることに魅力を感じています。 死亡保障:医務査定が医師の診査ではなく告知のみで簡単だったこと、また保険料と保障のバランスがよかったため。 医療保険:普通の医療保険と、死亡保障が付いた医療保険に分けて加入しています。普通の医療保険は先進医療の保障があり、死亡保障が付いた医療保険は、保険料の払込総額と死亡保障額がほぼ同額だったため、考え方によっては医療保障が無料のように感じたため、バランスを考えて分けて加入しました。
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5.入っている保険や今後の保険選びについてアドバイスが欲しいことはありますか?
特にありません。
FP・生保プランナーからのコメント
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久保 登嗣宜(くぼ としのり)
株式会社ライフィ コミュニケーション営業部 プロダクティプライフセクション 生命保険アドバイザー
公的保険アドバイザー、2級ファイナンシャル・プランニング技能士 -
加藤 梨里(かとう りり)
マネーステップオフィス株式会社代表取締役
CFP(R)認定者、金融知力インストラクター、健康経営エキスパートアドバイザー日ごろから保険を扱っていらっしゃるだけあり、厳選して加入できていますね。医療技術の進歩やご家族のライフプランの変化に合わせて検討、見直しができており、リスクにしっかり備えられています。住宅購入と同時に団体信用生命保険を考慮して保険を見直したのもすばらしいです。
保険料の払い込みも60歳までに終わるように計算されており、リタイア後の負担を軽減できています。がん保険は、自由診療を受けたときも含めかかった実費がおりる珍しいタイプのものです。もしもがんにかかったときに、治療の選択肢を広げ、いくらかかるかの不安を軽減できそうです。この保険だけ5年更新ですから、次の更新時に保険料がいくらになるか、また何歳まで更新して保険を続けられるかは確認しておくと安心です。
病気や死亡への備えは現在入っている保険で十分と思います。2人のお子さんの教育資金や、ご自身の老後への備えはどうでしょうか? 預金や財形、確定拠出年金などで準備できているといいですね。
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死亡保障・医療保障とバランスがとれた加入をしていらっしゃると思います。
死亡保障は収入保障保険で無駄の少ない保障が準備できていると思います。保障額については加入したタイミングから、さらにご家族が増えておりますので一度必要保障額の再確認を行うとより安心できます。お子様の教育方針や奥様の働き方などを加味して見直しを行うのもよいでしょう。
医療保険は老後を迎える前に基本的な保障が準備できておりますので、老後の負担が軽くなり、ゆとりある老後の一助となるでしょう。保障内容に関しては医療環境は常に変化いたしますので、定期的に特約などを見直すことをお勧めいたします。
がん保険は実損填補型のため、治療費用を心配することなく、安心して治療を受けられるかと思います。自由診療にも対応しており、がん治療の幅も広げることができますね。実損填補のがん保険は日額給付型のがん保険と違い「治療費の補填」となりますのでがん治療に伴う働き方の変化などで減少する収入や治療費以外の費用に関しては追加で準備をしても良いかもしれませんね。