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更新:(公開:2022年11月21日)

旅行キャンセル保険とは?補償対象になる理由や自己都合キャンセルへの対応を解説

執筆者

加藤 梨里
ファイナンシャルプランナー、CFP(R)認定者、金融知力インストラクター、健康経営エキスパートアドバイザー >プロフィールを見る

旅行キャンセル保険とは?補償内容や加入方法をまとめて解説
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国内や海外へ旅行に行くとき、やむを得ない事情でキャンセルをしたときに心配なのがキャンセル料ではないでしょうか。キャンセル料の負担へ備える方法として活用できるのが、旅行キャンセル保険です。

では、旅行キャンセル保険はどのような理由でキャンセルをしたときに使えるのでしょうか?自己都合でのキャンセルも対象になるのでしょうか。

保険の補償対象になるキャンセル理由とあわせて、旅行キャンセル保険について解説します。

旅行キャンセル保険とは?

旅行キャンセル保険は、旅行に出発する前にツアーや航空券、宿泊などをキャンセルして、キャンセル料や違約金などを自己負担したときに、その費用が補償される保険です。

商品によって、国内旅行のみが対象になるもの、海外旅行のみが対象になるもの、どちらも対象になるものに分かれています。また、宿泊料、国内ツアー、航空券代、レンタカーなど、旅行のセットや予約内容によって、補償される範囲が異なるものもあります。

また、補償される金額も異なります。自己負担したキャンセル費用の100%が保険で補償されるもののほか、商品やキャンセル理由などによっては、補償割合が70%や50%などとなっており、費用の一部が保険金額として支払われるものもあります。

キャンセルの理由は?自己都合も対象になる?

旅行をキャンセルする場合にはさまざまな理由があり得ますが、どこまでが保険の対象になるのでしょうか。提供している保険会社やプランによって範囲が異なりますが、おもに、以下の理由が旅行キャンセル保険の対象になります。

病気やケガによる入院・通院

旅行に行く予定だった本人や同行者、親族が出発前にインフルエンザや新型コロナなどの感染症や病気やケガで入院や通院をした、死亡したといった事情で、旅行に行けなくなってしまったときです。

交通機関や旅行会社、宿泊施設側などの都合ではなく、自分や家族、同行者側の都合でキャンセルすると、航空会社や旅行会社にはキャンセル料を支払わねばならないケースが多いですが、キャンセル保険ではこのようなときに補償されます。

飛行機や新幹線などの欠航・運休

台風や豪雨などの悪天候で飛行機や新幹線などが欠航や運休をした、所定時間以上の大幅な遅延をしたなど、交通機関の乱れによるキャンセルが対象になるものもあります。

航空券などの場合は、台風など悪天候によって欠航・運休・遅延したときには航空会社から航空券代が返金されたり変更できたりするケースもありますが、さまざまな理由でキャンセル料を自己負担せねばならなかったときに、旅行キャンセル保険から補償を受けられることがあります。

ペットの死亡や自宅の被災、イベントの中止など対象になるものも

保険会社やプランによっては、このほかに、急な出張が入って旅行に行けなくなってしまった、ペットの犬や猫が死亡や入院をした、パスポートが盗難されたり失効してしまった、自宅が火災や自然災害の被害に遭い、損害を受けてしまった、旅先で参加する予定だったイベントが中止になってしまったなども、キャンセル理由として補償の対象になるものがあります。

これらの理由も、旅行や交通のサービスを提供する側が原因でのキャンセルではなく、キャンセルをしたときには一般的には自己都合としてキャンセル料がかかることがありますが、キャンセル保険で補償対象になることがあります。

キャンセル理由を問わず補償するものも

一部の旅行キャンセル保険では、細かな事由を限定せずに自己都合で旅行をキャンセルした場合も補償するものがあります。

国内旅行や海外旅行、航空券などには早めに予約すると割引率が高くなるものがありますが、このようなツアーや航空券を予約したものの気が変わったので行くのをやめたなど、自己都合での理由でキャンセルした場合も対象になるようです。

キャンセル保険が対象になるおもな理由
  • 死亡(本人、同行者、親族など)
  • 入院・通院(本人、同行者、親族など)
  • 交通機関の運休、欠航、大幅な遅延(飛行機、鉄道など)
  • 急な出張(宿泊を伴う出張)
  • 旅行先で参加予定だったイベントの中止
  • ペットの死亡、手術による入院
  • パスポートの盗難、紛失、失効など
  • 火災や自然災害による自宅(建物・家財など)の損害
  • 妊娠・出産など
  • 裁判所への出廷
  • 学校行事 など

※補償対象になるキャンセル理由は保険会社や商品によって異なります。また保険金として支払われる補償割合も、キャンセル理由により異なることがあります。詳細は必ず契約先の保険会社に確認しましょう。

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旅行直前でもキャンセル保険に加入できる?

旅行キャンセル保険ではさまざまな理由によるキャンセルが補償されますが、原則として申込期限があることは注意が必要です。

ほとんどの旅行キャンセル保険は、出発の7日前までや9日前までなど、加入できる期日が定められています。前日や当日など出発直前での加入はできません。

また、旅行の予約と同時、または旅行代金の支払い日から5日以内や14日以内など、旅行に行くことを決めてから一定期間内に申込が必要なものもあります。

直前に思い立って旅行に出かけるケースもありますが、直前からでは旅行キャンセル保険には加入できないおそれがありますので、申込期限を確認してみましょう。

キャンセル保険の加入方法は?

旅行キャンセル保険はおもに、旅行の予約などとセットで加入するか、キャンセル保険のみをインターネットなどから加入する方法があります。

旅行の予約と一緒に加入する

旅行会社が扱っている旅行キャンセル保険は、おもにその会社で旅行・ツアーを申し込んだ人向けに提供されています。

旅行の予約サイトや、予約後にアクセスするマイページ、申込後に案内される保険専用のURLなどから、旅行キャンセル保険に加入できるのが一般的です。

各旅行会社が、同社の旅行の利用者向けに提供していることが中心のため、保険に加入できるのはその会社で旅行の契約をした人のみに限られるケースが多いようです。

旅行保険のオプションとして加入する

旅行といえば、キャンセル保険とは別に国内旅行保険や海外旅行保険もあります。

旅先でのケガや賠償事故、救助費用などに備えることができます。一部の旅行保険には、このような旅行保険のオプションとして、キャンセル費用補償を特約として付加できるものがあります。

キャンセル保険専用サイトから加入する

インターネットやスマートフォンでは、旅行の予約とは別に、キャンセル保険のみを単独で加入できるものがあります。旅行先や日程、年齢などを入力すると保険料の見積ができ、その場で契約手続きまでをネットで完結できます。

パッケージ旅行の他、宿泊費のみ・航空券のみのキャンセル費用を対象にしたキャンセル保険もあります。ご自身の旅行のスタイルに合わせて、ニーズに合うキャンセル保険を探してみましょう。

旅行キャンセル保険は前もって計画的に準備を

遠方への国内旅行や海外旅行は、交通費や宿泊費、ツアー代金が高額になることがあります。

やむなくキャンセルをすると、キャンセル料の出費が思わぬ負担になるおそれもあります。無事に出発できるのがなによりですが、もしものキャンセルが心配なときには保険で備えておくことができます。

旅行中のトラブルに備える国内旅行保険・海外旅行保険と合わせて、旅行のキャンセル費用に備えるキャンセル保険も検討してみてはいかがでしょうか。

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  • 執筆者プロフィール

    ファイナンシャルプランナー 加藤 梨里

    加藤 梨里(かとう りり)

    マネーステップオフィス株式会社代表取締役
    CFP(R)認定者、金融知力インストラクター、健康経営エキスパートアドバイザー
    マネーに関する相談、セミナー講師や雑誌取材、執筆を中心に活動。保険、ライフプラン、節約、資産運用などを専門としている。2014年度、日本FP協会でくらしとお金の相談窓口であるFP広報センターにて相談員を務める。
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