70歳以上の高齢者でも
入れる!
生命保険一覧

70歳以上でも生命保険に入れるの?
生命保険には、新規で契約できるのは60代までとしているものがありますが、70歳以上でも入れるものも多くあり、保障内容や保険料などの希望に合わせて保険を選ぶことができます。
医療保険、死亡保険、持病がある人向けの保険、認知症保険などから、70代でも入れる商品をまとめました。
まずはご加入者様の年齢を選択して、加入できる保険商品を確認してください。
70歳でも入れる生命保険ってなあに?
70歳でも入れる生命保険とは?
死亡保険
お葬式や遺品、ご自宅を整理する際などにかかる費用でご家族に負担をかけたくないときは、いざというときに備えて死亡保険があると安心です。
死亡保険には、保障が一生涯続く「終身型」と、保険期間が1年間や10年間など所定の期間のみ保険が下りる「定期保険」があります。
医療保険
病気やケガをしたときの治療費や入院が長期になった時の生活費への負担が心配というときには、医療保険があると安心です。
医療保険は病気やケガで入院や手術をしたら給付金を受け取れるほか、通院をしたときにも受け取れる、がん・心筋梗塞・脳卒中(3大疾病)にかかったら給付が上乗せされるなど、手厚い保障をつけられる保険もあります。
医療保険には、保障が一生涯続く「終身型」と、保険期間が1年間で、100歳までなど高齢になっても更新できる「定期型」があります。
がん保険
がんにかかった時の治療費に備えられるのが、がん保険です。
がん保険はがん治療のために入院や手術、通院をしたら給付金を受け取れるものや、がんと診断されたときに給付金を受け取れる、放射線治療や抗がん剤治療、ホルモン剤治療など所定の治療を受けた時に給付金を受け取れるなど、さまざまなタイプの保険があります。
認知症保険
高齢になると、病気やケガの他に認知症の心配も高まるのではないでしょうか。
認知症保険は、アルツハイマー型などの器質性認知症と診断されたときや、認知症で介護が必要になったときなどに、給付金を受け取ることができます。
なかには軽度認知障害(MCI)も給付の対象になるものがあります。
持病があっても生命保険に入れる?
生命保険に入るときには、健康に関する告知が必要です。持病がある、最近に入院や手術をしたばかりのときには入れないことがあります。
そこで告知項目を少なくして、持病がある人でも入りやすくした「引受基準緩和型」という種類の保険があります。
さらに、告知や診査自体がなく、過去の入院歴や現在の健康状態にかかわらず申し込める「無選択型」という保険もあります。
どちらも他の条件が同じ標準的な保険料に比べて保険料は割高になります。
FPが解説!70歳以上の高齢者の保険の選び方
ファイナンシャルプランナー
加藤 梨里
70代になると、身近で病気やけが、死亡の話を聞くことが増え、老後の生活におけるさまざまなリスクを意識するようになるのではないでしょうか。
そんなきっかけで保険を検討する際にはまず、病気、がん、けが、死亡、認知症など…具体的にどんなことに備えたいかを考えてみましょう。
働いている場合には、病気やケガの際には医療費だけでなく働けなくなったときの収入減少も気になるでしょうし、家族を養っている場合には家族のその後の生活のことも心配かもしれません。
公的な医療保険や年金などで受けられる保障も、70代で変わることがありますから、公的な保障とご自身での備えのバランスを見直すことが大切です。
生命保険を選ぶときには、健康状態により選択肢が変わってきます。
入院歴や持病がある人には「だれでも入りやすい」「持病があっても入れる」などと説明される、告知の緩やかな保険が中心になりますが、健康に過ごしている人はそれだけではなく一般的な保険に加入できることがあります。
一方で、生活費や医療費など、老後の暮らしに必要なお金も十分に確保しておきたいものです。
契約中の保険でどこまでカバーできるかを確認し、足りない保障内容や保障額に絞って検討して、月々の保険料の出費を抑えることも考えたいですね。









