国家公務員共済組合制度とは、国家公務員およびその家族を対象として、短期給付(医療保険)事業、長期給付(年金保険)事業及び福祉事業を総合的に行うことにより、これらの者の生活の安定と福祉の向上に寄与するとともに公務の能率的運営に資することを目的とした制度です。
短期給付事業として、民間被用者が加入している健康保険制度に相当する公的医療保険事業(療養の給付等)および雇用保険制度における育児休業給付および介護休業給付に相当する給付に係る事業を行っています。
長期給付事業として、厚生年金保険制度における実施機関に位置付けられるとともに、民間の企業年金に相当する退職等年金給付事業を行っています。
実施主体は、短期給付は各府省ごとに設けられた国家公務員共済組合(20組合)、長期給付は国家公務員共済組合連合会となっています。
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