協会けんぽ

協会けんぽとは、被用者保険のひとつで、健康保険組合が設立されていない事業所（主に中小企業）に勤務する方とその家族が加入する健康保険です。
協会けんぽの保険料率は都道府県ごとに設定されており、保険料は労使折半となっています。
事業の運営は厚生労働省が所管する特別民間法人「全国健康保険協会」が行っており、本部と47都道府県支部で構成されています。
全国健康保険協会では、主に被保険者やその家族の医療費負担・現金給付金支給の「保険給付事業」と、健康の保持・増進を図る「保健事業」を行っています。
事業所の適用や保険料の徴収業務などは日本年金機構において厚生年金業務と一体的に行い、保険給付に必要な財源は厚生労働省から協会に交付金として交付されています。