前期高齢者医療制度

前期高齢者医療制度とは、65歳から74歳の前期高齢者を対象とした、被用者保険（健康保険組合等）と国民健康保険の間で医療費負担を調整するための制度です。
若年層の加入の多い健康保険組合などが、「前期高齢者納付金」という形で前期高齢者の多い国民健康保険の財政支援を行っています。
前期高齢者医療制度は、後期高齢者医療制度のように独立した制度ではなく、あくまで「制度間の医療費負担の不均衡の調整」を行うための枠組みで設けられています。