全期前納

保険料の払込方法のひとつで、全保険期間分の保険料を保険会社に預け、毎年の払込期日が到来するごとに保険会社が1年分の保険料を充当していく方法です。
毎年「生命保険料控除」の適用があります。
前納期間に応じた割引率が適応されるため、保険料を毎年（半年毎、毎月）払い込むよりも保険料総額は安くなります。
保険料の割引率は「一時払」の次に高くなっています。
前納期間中に事故が発生して保険金が支払われ、あるいは契約を解約されて保険契約が消滅した場合には、払込期日が到来していない（保険料にまだ充てられていない）分の前納金は返還されます。
なお、平成22年4月以降の契約については、保険料に充てられた部分も、まだ経過していない月分に対応する保険料相当額は返還されます。