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更新:(公開:2020年8月27日)

ゴルフ保険は必要?ゴルフ保険以外で代用できる保険と合わせて解説

執筆者

加藤 梨里
ファイナンシャルプランナー、CFP(R)認定者、金融知力インストラクター、健康経営エキスパートアドバイザー >プロフィールを見る

ゴルフ保険には入るべき?ゴルフ保険の必要性と代わりになる保険を解説
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ゴルフ保険は、ゴルフプレー中のケガやゴルフ用品の破損・盗難、他人への賠償費用、アルバトロスでかかった費用など、ゴルフプレーで想定されるさまざまなトラブルをカバーできる保険です。

では、どんな人が必要なのでしょうか。ひんぱんにゴルフをする人だけでなく、たまに楽しむだけという人も、ゴルフ保険に入っておいたほうがいいのでしょうか?

ここではゴルフ保険の補償内容と必要性、ゴルフ保険以外の活用法を解説します。

ゴルフ保険とは?

ゴルフ保険は、ゴルフをしているときに人にケガをさせてしまって賠償責任を負ったり、自分がケガをしてしまったり、ゴルフ用品が壊れたり盗まれてしまったりしたときなどに、保険金がおりる保険です。

補償内容はおもに、1.他の人への賠償、2.自分のケガ、3.ゴルフ用品の破損や盗難、4.ホールインワン・アルバトロスの費用の4つがあります。

ゴルフ保険は必要?

では、ゴルフをするときにはいつでもゴルフ保険が必要なのでしょうか。ゴルフ保険のメリットをまとめてみましょう。

ゴルフ保険があれば、プレー中のリスクにまとめて対応できる

ゴルフ保険は、ゴルフのプレー中に起こりやすいリスクに特化して、1つの保険に補償がセットされているのが特徴です。

ゴルフ保険に契約しておけば、ゴルフ場や練習場などで発生しやすいアクシデントにまとめて対応できるのがメリットです。

一方で、ゴルフ保険に含まれる補償は他の保険にも含まれていることがあります。傷害保険や火災保険に加入している場合には、その保険の中に含まれている補償で、ゴルフでのアクシデントに対応できることもあります。

そのようなときには、わざわざゴルフ保険に加入する必要はないケースも考えられます。

ゴルフ保険以外で活用できる保険

ではゴルフでのアクシデントに対応できる保険には、ゴルフ保険以外にどんなものがあるのでしょうか。おもなものを挙げてみましょう。

ゴルフ保険以外で活用できる保険

他人への賠償

他人への賠償

個人賠償責任保険

自分のケガ

自分のケガ

傷害保険、生命保険・医療保険

自分のケガ

ゴルフ用品の補償

傷害保険、生命保険・医療保険

ホールインワン・アルバトロス費用

ホールインワン・アルバトロス費用

火災保険(携行品のオプション)、自動車保険(身の回り品のオプション)、傷害保険(オプション)

他人への賠償:個人賠償責任保険 自分のケガ:傷害保険、生命保険・医療保険 ゴルフ用品の補償:火災保険(携行品のオプション)、自動車保険(身の回り品のオプション)、傷害保険(オプション) ホールインワンアルバトロス費用:傷害保険(オプション)

個人賠償責任保険

個人賠償責任保険は、日常生活で誤って人にケガをさせてしまったり、他人のものを壊してしまい、ケガの治療費や壊れたものの修繕費用などを賠償する責任を負ったときに補償される保険です。自動車保険・火災保険・傷害保険などのオプションとして追加できます。

これらの保険に契約していれば、日常生活全般のアクシデントが対象になるため、ゴルフプレー中の事故で賠償責任を負ってしまったときにも対応できる可能性があります(競技としてプレーしていた場合には対象外になることがあります)。

保険金の上限が1億円や2億円などに設定されているものなら、高額な賠償費用にも備えられます。

傷害保険

自分がケガをしたときに補償されるのが傷害保険です。ケガが原因で死亡・後遺障害状態になったとき、入院や手術、通院などしたときに保険金が支払われます。

傷害保険には、交通事故によるケガのみを対象にするものもありますが、総合型などといって、日常生活全般でのケガやレジャーをしているときのケガも対象になるものがあります。こうしたタイプの傷害保険なら、ゴルフをしているときのケガも補償されます。

一部の傷害保険には、ゴルフ用品の盗難や破損、ホールインワンやアルバトロスを達成したときにかかる費用への補償を付けられるものもあります。

生命保険・医療保険

生命保険や医療保険でも、ゴルフでのアクシデントに備えられることがあります。

生命保険(死亡保険)は死亡や後遺障害のとき、生命保険の医療特約や医療保険は、ケガや病気で入院・手術などをしたときに給付を受けられます。ゴルフ中に大けがをして手術をしたり、熱中症で倒れて入院したりした場合などに対応できると考えられます。

ただし、生命保険や医療保険の場合、通院への補償は入院をした後の通院のみが対象になることがほとんどです。軽いケガで外来での治療だけで済んだようなケースには対応できません。

火災保険の携行品のオプション

自宅にかける火災保険の一部でも、ゴルフのアクシデントに対応できることがあります。

火災保険にオプション付加できる「携行品損害特約」や「自宅外家財特約」などの特約は、自宅の外で自分の持ち物が事故で壊れたり盗まれたりしたときに、損害額が補償されるものです。

自分のゴルフクラブがプレー中に壊れてしまった、ゴルフ練習場で盗難に遭ったなど、自宅外に持ち出している間に生じたアクシデントも対象になります。

携行品への補償を付けられる火災保険は、家財への補償がセットされていることが要件であったり、保険金を受けとる際には1万円など一部の自己負担が生じることには注意が必要ですが、火災保険でゴルフ用品への備えをできることがあります。

自動車保険の身の回り品のオプション

クルマでゴルフに出かけるときなどには、自動車保険でゴルフ用品への補償に対応できることもあります。

一部の自動車保険では、車に積んでいた自分の持ち物が破損したり盗難に遭ったときに保険金が支払われる補償を付けられます。

「車内身の回り品特約」や「車両身の回り品補償」などと呼ばれるもので、クルマのシートやトランクに積んでいたゴルフ用品も対象になります。

車内にゴルフ用品を積んでいる間に起きた事故だけではなく、外出先で車外に持ち出した時に壊したようなケースが補償される自動車保険もあります。

保険金を受ける際には5000円など一部自己負担がかかる、自動車保険に契約しているクルマに積んでいたもののみが対象になるなどの条件もありますが、自動車保険でもゴルフ用品の破損や盗難に対応できることがあります。

このように、ゴルフ保険以外にも、いろいろな保険でゴルフのアクシデントに備えられるものがあります。対応できる可能性のある保険を下記の表にまとめました。

ゴルフ保険に対応できる保険一覧
  個人賠償
責任保険
傷害保険 生命保険・
医療保険
火災保険 自動車保険
他人への賠償 ×
自分のケガ × ×
ゴルフ用品の補償 × ×
ホールイン
ワン・
アルバトロス
費用
× × × ×

△:オプション追加やプランによって補償追加が可能

ゴルフ保険以外でも、ゴルププレー中のアクシデントに備えられる

ゴルフプレー中のさまざまなリスクに、ひとつの保険でまとめて備えられるゴルフ保険。しかし、一部の補償はゴルフ保険以外でも対応できることがあります。

自動車保険や火災保険などに契約していれば、まずは加入中の保険にゴルフへの補償が付いているかどうか確認してみてはいかがでしょうか。

ただし、保険の種類や契約内容によって、対応できる事故の範囲が異なります。まとめてゴルフ中のリスクに備えたいときには、ゴルフ保険に契約しておくのもひとつの方法ですね。

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  • 執筆者プロフィール

    ファイナンシャルプランナー 加藤 梨里

    加藤 梨里(かとう りり)

    マネーステップオフィス株式会社代表取締役
    CFP(R)認定者、金融知力インストラクター、健康経営エキスパートアドバイザー
    マネーに関する相談、セミナー講師や雑誌取材、執筆を中心に活動。保険、ライフプラン、節約、資産運用などを専門としている。2014年度、日本FP協会でくらしとお金の相談窓口であるFP広報センターにて相談員を務める。
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