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更新:(公開:2018年7月30日)

通勤通学の痴漢の予防法と被害にあった時の対処法まとめ

通勤通学の痴漢の予防法と被害にあった時の対処法まとめ

通勤や通学の時、満員電車に乗らないといけない、という方も多いでしょう。
見知らぬ人が大勢乗り込んでいる満員電車はストレスがたまる状況のため、体調不良や乗客同士のケンカなどトラブルが起こることも少なくはありません。

そんな満員電車での不安の一つが痴漢被害ではないでしょうか。痴漢を予防するための対策や万が一被害に遭ってしまった時の対処法について解説します。

女性の2人に1人は痴漢の被害経験がある?

通勤通学などの電車内で、女性が巻き込まれる可能性の高い痴漢被害。
ジャパン少額短期保険の調査※1によると、女性の約2人に1人は痴漢の被害にあった経験があるという結果が出ており、残念ながら、いつ誰が痴漢を受けてもおかしくない状況にあります。

また、決まった時間・決まった電車に乗ることで、痴漢常習者にターゲットにされ、繰り返し被害にあう可能性もあります。

その場合には電車に乗る時間・車両をずらすのも良いですが、警察の相談窓口へ繰り返し被害を受けていると相談をしましょう。「同行警乗」といい警察の方が実際に相談者と一緒に電車へ乗り、犯人の逮捕ができる場合もあります。

繰り返し被害を受け不安な日々を送っている方は、最寄りの警察署の生活安全課か鉄道警察隊、または相談電話窓口(#9110)へ一度ご相談をしましょう。

今日からできる!痴漢被害予防対策

では、自分で出来る痴漢被害への予防対策にはどういったものがあるのでしょうか。今日からできる自己防衛策を見てみましょう。

女性専用車両を利用する

利用する車両に女性専用車両がある場合には、女性専用車両に乗車するのが効果的です。もともと女性専用車両は痴漢などの迷惑行為対策に設置されたものですので、必要に応じて利用するのが良いでしょう。

ただし、女性専用車両は法律で男性の乗車を禁止しているといったものではなく、各鉄道事業者が男性の利用者に任意で協力を求め運用しているものになっています。そのため、障害をお持ちである方やその介助をされている方、誤って乗車された方を無理にホームや他の車両に移動させる、ということはできませんのでご注意ください。

防犯グッズで先手を打って痴漢をけん制

女性専用車両が用意されていない場合や、女性専用車両の時間外に乗車することもあるでしょう。

そんなとき「自分は痴漢に対して抵抗を行う」というアピールをすることで、対象に選ばれにくくする方法もあります。例えばカバンに防犯ブザーや「泣き寝入りはしない、痴漢は訴える」というメッセージの書かれたバッジやキーホルダーをつけておくなど、防犯グッズを身に着けておくことで痴漢をけん制し、痴漢被害の対象に選ばれる確率を少しでも下げるようにしましょう。

もしも痴漢にあったらどうすればいいの?

こうした対策を取っていても、「これって痴漢?」と思う事態に遭遇することがあるでしょう。そういった場合には、どう対処したら良いのでしょうか。

「この人痴漢です!」と叫ぶその前に

痴漢をされたら、痴漢の手を掴み「この人痴漢です!」と叫ぶ…と、勇気がある方ならそうしてやりたくなるかもしれませんが、ちょっと待ってください。その手が痴漢のものであると、あなたは確信を持つことが出来るでしょうか。

自分を触っている痴漢がいるのは自分の真後ろか、右か、左か、判断をすることはとても難しいでしょう。また、混雑のため体の一部が当たっているだけなのか、本当に触られているのかの判断がつかない場合もあるでしょう。確証のない状態での行動は本当の痴漢を逃がすばかりか、無実の人を冤罪で捕まえてしまい、逆に自分が痴漢冤罪の加害者となってしまう可能性もあります。
まずは落ち着いて、行動をしていきましょう。

痴漢を捕まえるポイントは、証拠の確保!

無実の人を冤罪で捕まえてしまうことのないようにしながら、痴漢を確実に捕まえるためには「この人が自分に痴漢を行っていた」と確実に言えるようにする必要があります。ですので、

  1. 本当に自分が痴漢を受けているのか確認をする
  2. 痴漢を行っている人間を特定する
  3. 可能であれば、周囲の人と痴漢を捕まえ、駅員に引き渡しを行う

と、順を追って行動をするのが良いでしょう。

怖いかもしれませんが、後ろを振り返るなどして自分が被害にあっているのかをまず確認し、故意に自分を触っているとわかったら携帯電話のカメラでその状況を写真や動画に撮りましょう。

横の人や前の人にメールなどに「助けてください。おそらく痴漢を受けています。本当に痴漢か、確認をしてもらえませんか。」などと打ち込んで、画面を見せて協力を求めるのも手です。

無理に一人で痴漢を捕まえようとすると、ケガをしてしまう危険もあります。できる限り周囲の人に助けを求め、ご自分の安全を守りながら対処をするようにしてください。

事後の相談と対応には弁護士を活用

駅員に引き渡しを行った後は、警察への対応などが必要となり、一人では心細くなる場面も多くなると考えられます。そうした際には、弁護士に相談をするのも手段の一つです。

弁護士に相談をすれば、被害届の提出や告訴などの手続きを一緒に行ってもらえる、示談にするか裁判を行うかの相談ができるなど、様々な負担軽減に役立つと考えられます。こうした民間の保険やサービスも利用し、通勤・通学時の不安を少しでも早くなくしていきましょう。

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※1 出典:ジャパン少額短期保険株式会社「通勤トラブルに関する意識調査」(2017年)

  • 執筆者プロフィール

     ライフィ編集部

    ライフィ編集部

    「お困りごと解決のためのお役立ち情報サイト」を目指し、生命保険・損害保険を中心に、健康や家計などさまざまな情報を掲載しています。メンバーは独自の視点でお客さまのお困りごとに日々耳を傾け、編集・発信しています。
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