SBI生命保険株式会社は2018年12月より、がんゲノム医療における人工知能(AI)活用とがんゲノム医療にかかる医療費負担についての研究を実施すると発表しました。

同社によれば、がんゲノム医療は「がん患者さんの遺伝子情報に基づき、最適な薬や治療法を選ぶ新たな医療です。がんゲノム医療では、がんの標準治療が効かなくなった場合でも、効果が期待できる薬物治療を見つけられる可能性があります。」ということです。ただし、ゲノム医療の検査結果は複雑であるうえ、公的健康保険の対象となる部分が少ないため、検査費用や薬物治療費用が高額という課題を抱えています。

今回の研究では、がんゲノム医療をより効率的に実践するための調査や、がんゲノム医療が普及したときに想定される医療費など、より多くの人にがんゲノム医療を届けるための調査が行われます。同社は、がんゲノム医療にかかる費用を保障するための新しい保険商品の開発を検討しているということです。

文: 蟹山淳子