独立行政法人住宅金融支援機構は、2018年5月18日に、住宅融資保険を活用したリバースモーゲージ型住宅ローン(愛称:【リ・バース60】)の利用実績等を公表しました。

【リ・バース60】は、満60歳以上の人が利用でき、住宅融資保険を活用した金融機関によるリバースモーゲージ型の住宅ローンです。契約者は毎月、利息のみを支払い、元金は契約者本人が亡くなった時に、担保物件(住宅及び敷地)を売却するなどして一括返済します。近年、日本の高齢化が進み、「高齢者の住まいに関するニーズ」が多様化しています。「住宅をバリアフリー化したい」、「子供が独立し、住宅を減築したい」、「買い物や通院に便利な街中に住み替えたい」などのニーズから、【リ・バース60】の取扱金融機関や利用実績が増加しているということです。

同機構の発表によれば、住宅融資保険が付保されて融資が実行された実績戸数は、2016年の16戸から2017年には68戸(対前年比425.0%)に、実績金額は2016年の1.5億円から2017年には8.5億円(対前年比566.7%)に増加しました。取扱金融機関数も23機関から38機関に増加しました。また2017年の申請では、申込者の属性は年金受給者が60%を占めており、使用使途は第1位が新築マンション購入(40%)、第2位が新築戸建建設(31%)、第3位が戸建リフォーム(13%)であったということです。

文: 蟹山淳子