三井住友海上火災保険株式会社とあいおいニッセイ同和損害保険株式会社は、国内自然災害リスクを対象とする大災害債(キャットボンド)「Akibare Re 2018-1」を共同発行したと発表しました。

近年、台風や洪水などの大きな自然災害により、甚大な被害が起きるケースが増えています。これまでも、両社は、再保険による保有リスク量の削減に努めてきましたが、機関投資家による国内自然災害リスクを対象としたキャットボンドへの関心が高まっている状況を受け、費用を削減する観点から、共同でキャットボンドを発行することとしました。

両社によれば、「Akibare Re 2018-1」は、「英領バミューダに設立した特別目的会社である「Akibare Re Ltd.」を通じて、三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保の2社から、機関投資家向けに発行したものです。国内自然災害によって生じた損害があらかじめ設定した条件を超過した場合に、その超過額に応じて投資家へ償還予定の元本の一部または全部を、再保険金として充当します」ということです。2018年3月に発行され、満期期間は4年、発行金額は三井住友海上が220百万米ドル(約233億円)、あいおいニッセイ同和損保が100百万米ドル(約106億円)です。

文: 蟹山淳子