持病保険を学ぶ

医療保険や死亡保険に申込む際には健康に関する告知が必要。しかし持病があったり、入院や手術をしてから間もない時期には、契約できなかったり条件がついたりすることがあります。
そんな、持病や傷病歴がある人に向けて提供されている保険があります。「引受基準緩和型・限定告知型」や「無選択型」という種類の保険です。

おもに、病気やけがで入院・手術をしたときには給付金を受け取れる医療保険と、万が一の死亡時に保険金がおりる死亡保険があります。基本的な保障は一般的な保険と同じですが、健康に関する告知が不要か、あっても告知事項が少ないのが特徴です。

持病保険でどんな備えができる?

持病や傷病歴がある人に向けた保険では、病気・けがをしたときの治療費の負担や、万が一の死亡時に家族が必要になるお金に備えることができます。

病気・けがの治療でかかる自己負担に備えられる

多くの一般的な医療保険では、病気やけがで入院をしたときに、その日数分の入院給付金を「1日につき1万円」などのように受け取れる、治療のために手術をしたときにはその規模に応じて入院給付金日額の10倍や20倍などの手術給付金を受け取れる保障がついています。

入院や手術をした後に通院で治療を続けたときに、通院給付金を受け取れるものもあります。
持病がある人向けの医療保険も、このような入院・手術への備えができます。

ただし、持病がある人は入院や手術のリスクが健康な人に比べて高いと考えられるため、持病がある人向けの医療保険では、契約から1年間は給付金や保険金が半額に抑えられる「支払削減期間」が設けられていることがあります。

また、同じ保障がついた一般的な医療保険に比べると、保険料は割高です。

亡くなった時に家族に残すお金を備えられる

もしもの死亡時に、遺族に保険金が下りる死亡保険の中にも、持病がある人向けのものがあります。
一定期間のみ保障が続く定期保険や、収入保障保険と、一生涯にわたって保障が続く終身保険があります。

一部には60代以降も加入できるものがあり、高齢になって持病があり、一般的な保険に入りづらい方が、万が一亡くなったときのお葬式代のために加入するケースもあります。

また、子育て中や現役世代で、まとまった保障を一定期間確保したいけれど、持病があって一般的な保険に入れないときに備えられるものもあります。 ただし、同じ保障がついた一般的な死亡保険に比べると、保険料は割高です。

持病があっても、病気・けが、もしもの死亡に保険で備えられる

このように、持病や傷病歴がある人向けにも医療保険や死亡保険があります。

以下の記事では、持病がある人の保険の選び方や考え方、プランの検討のしかた、注意点などについて解説しています。ご自身の健康状態や入院・手術をしたときや、家族に向けて保険でカバーしたいことを考えながら検討してみてはいかがでしょうか。

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