子どもの教育費と生活費に備える、母子家庭(シングルマザー)の生命保険の選び方

シングルマザーの方にとって大きな心配事のひとつにあげられるのが、「子どもの教育費」や「ご自身の将来の収入」、「自分に万が一の場合の子供の生活費」など、経済的な要因が大きいといえます。
そんなシングルマザーの方にできるだけ少ない保険料で、必要な保障を確保できるお勧めの生命保険をご紹介します。

子どもの教育費は結構かかる

子育てにはまとまったお金がかかります。統計によると、幼稚園~大学までの学習費、すべて公立でも約1,000万円、すべて私立なら2,500万円ほどかかるようです。

幼稚園~高校までの進路別学費合計

※はみ出ている場合、横にスクロールできます。

高校まで
の進路
幼稚園
(3年間)
小学校
(6年間)
中学校
(3年間)
高校
(3年間)
高校まで合計
(15年間)
区分 大学
(4年間)
学習費合計
(19年間)
すべて
公立
649,088円 1,926,809円 1,462,113円 1,372,072円 5,410,082円 国公立 539.3万円 1,080.3万円
私立文系 730.8万円 1,271.8万円
私立理系 826.7万円 1,367.7万円
幼稚園
だけ私立
1,584,777円 1,926,809円 1,462,113円 1,372,072円 6,345,771円 国公立 539.3万円 1,173.9万円
私立文系 730.8万円 1,365.4万円
私立理系 826.7万円 1,461.3万円
高校
だけ私立
649,088円 1,926,809円 1,462,113円 2,904,230円 6,942,240円 国公立 539.3万円 1,233.5万円
私立文系 730.8万円 1,425.0万円
私立理系 826.7万円 1,520.9万円
幼稚園・
高校が
私立
1,584,777円 1,926,809円 1,462,113円 2,904,230円 7,877,929円 国公立 539.3万円 1,327.1万円
私立文系 730.8万円 1,518.6万円
私立理系 826.7万円 1,614.5万円
小学校
だけ公立
1,584,777円 1,926,809円 4,217,172円 2,904,230円 10,632,988円 国公立 539.3万円 1,602.6万円
私立文系 730.8万円 1,794.1万円
私立理系 826.7万円 1,890.0万円
中学・高校
が私立
649,088円 1,926,809円 4,217,172円 2,904,230円 9,697,299円 国公立 539.3万円 1,509.0万円
私立文系 730.8万円 1,700.5万円
私立理系 826.7万円 1,796.4万円
すべて
私立
1,584,777円 9,592,145円 4,217,172円 2,904,230円 18,298,324円 国公立 539.3万円 2,369.1万円
私立文系 730.8万円 2,560.6万円
私立理系 826.7万円 2,656.5万円

出典:文部科学省「子供の学習費調査」(平成30年度)

出典:日本政策金融公庫「教育費負担の実態調査」(2019年度)

大学生の教育費総額

大学生の教育費の総額は、入学先の違い、自宅・下宿の別によって大きく異なります。医歯薬学部を除いた中で、学習費の最も高額なパターンは、私立大学(理系)で、4年間で約827万円となっています。

また、自宅外から通学するなら、一人暮らしのための費用もかかります。

学資保険で学業費用のご準備を!

「もし自分に万が一のことがあっても、子供の教育費について経済的に困らないようにしたい」・・・・。
シングルマザーにとってはそう思うのは人一倍強いことでしょう。ある程度の教育資金を効率的に積み立てできるのが学資保険です。

学資保険では、一定金額を毎月積み立てることで高校や大学の入学資金などの教育資金を確保する保険になります。学資保険には貯蓄型と保障型の2種類があります。

貯蓄型では教育費を計画的に確実に積み立てることができます。お子様の高校入学や大学入学時には祝い金や満期保険金が支給されることとなります。また、お母様に万が一の場合(死亡もしくは重度障害になった場合)には、支払っていた保険料はそれ以後免除され、祝い金や満期保険金は確実に受け取ることができます。

保障型では、契約内容によって異なりますが、通常は貯蓄型の学資保険に、医療保障や死亡保障などを付加したより手厚い保障を得ることができます。万が一、お母様が亡くなられた場合には死亡保険金が支払われるため、自立するまでの子供の生活費用として活用ができます。またお子様がケガや病気になられた場合においても医療保障が受け取れます。

教育費用を確実に貯めながら、万が一の場合の子供の生活費も填補できることを考えると、シングルマザーの方にとっては保障型の学資保険を選択される方がよいと考えます。ただし、保障型の学資保険の場合、充実した保障がある分、貯蓄型に比べて保険料が上乗せされています。また満期保険金が支払った保険料よりも少ないケースもあるため、パンフレット等でよく確認してみてください。

収入保障による子供の生活費確保も

万が一の場合があっても子供が自立するまでの生活費は何とか確保してあげたい。そう思われている方も多いのではないでしょうか。
シングルマザーの方に万が一のことがあった場合には、お子様はお母様が加入している公的年金から最低でも遺族基礎年金は支給されます。ただし、お子様1人の場合、遺族基礎年金で支給されるのは毎月6.6万円ほど。それだけではとてもではありませんがお子様の生活費用をまかなうことはできません。

「子どもを経済的に困らせたくない」と考えるお母様におススメなのが収入保障保険です。
収入保障保険は、働き手であるお母様に万が一の場合があり、家族(お子様)だけとなってしまった場合において、家族(お子様)の毎月の生活費を補ってくれる保険(例えば、契約期間満了まで毎月10万円ずつ、保険金が支払われるなど)になります。この収入保障保険は「お子様の成長に合わせ、保険金総額が徐々に減少していく」タイプの保険で、ムダな保障を削減している分、保険料が比較的割安になっています。

掛け捨て型の保険であり、10年、20年やお母様が60歳になるまで、といった期間で加入することができますので、お子様が自立する20歳になるまでの間だけ保険に加入することで合理的に万が一の場合の保障を得ることができます。年収に関係なく加入が可能であり、保障額の設定は加入者自身で決めることができる点もお母様にとってメリットといえるでしょう。

学資保険と収入保障保険をセットに

我が子ほど可愛いものはないでしょうし、お子様が精神的な支えともなっていると思います。成長するお子様を見ることほどうれしいことはありません。そんなお子様のためにも、教育資金は学資保険、万が一の場合のお子様の生活費を確保する手段として収入保障保険を選択されてはいかがでしょうか。

教育費と生活費両方をカバーしたい方は学資保険と収入保障保険をセットにして選択されるとよいと思います。また女性には特有の病気があります。余裕があれば、ぜひご自身の医療保険も