ストレスの多い現代社会で、メンタルヘルスの不安を抱えている方も少なくないでしょう。働いている方の場合、職場の環境や人間関係などがストレスの原因となることもあります。

ストレスなどで精神的に不健康な状態であると、それが身体の変調、たとえばうつ病、自律神経失調症、胃・十二指腸潰瘍、円形脱毛症などで出てくる場合もあります。

では、自覚症状のない場合、どれくらいのストレスを自分が抱えているのか、確かめる方法はあるのでしょうか。

あなたのストレス度は?5分でできるストレスチェック

「自分のストレスチェックをしてみたい」という方向けに、厚生労働省「5分でできる職場のストレスセルフチェック」があります。4つのステップで合計57問の質問に答えると、現在のストレスの原因因子・心身反応・影響因子などがグラフで表示され、どういった点に注意が必要かのアドバイスコメントが確認できるものです。

2014年、職場におけるメンタルヘルス対策として、ストレスチェックの実施が一部で義務化されました。ストレスチェックを通じて、働いている方は自分のストレス状況について振り返り、雇用主や管理者の方は職場ごとのストレス要因を評価し、職場環境の改善や、特にストレスの高い人に対して医師による面接指導につなげることを目的としています。

職場でストレスチェックを実施していない場合や、自分のメンタルヘルスが気になる方は、上記のセルフチェックで、自分は何にストレスを感じているのか?それにより体調にどんな影響が出ているのか?などを改めて確認してみましょう。

職場のストレスで悩んでいる場合、どこに相談したらいい?

現在職場で強いストレスを感じている、そして友人や家族にも相談しづらくて悩んでいる場合は、どうしたら良いでしょうか。社内の相談窓口を利用するのも手ですが、社内の人に相談をするのも不安だと感じる場合や、そもそも相談窓口が設置されていない場合もあるでしょう。

そんな時は厚労省運営の「働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト『こころの耳』」を活用するのが方法のひとつです。職場のメンタルヘルス対策などの情報提供や働いている方とその家族向けの相談窓口があります。また、上記のストレスセルフチェックやストレス軽減対策、メンタルヘルスに不安のある方向け医療機関のまとめもあります。

電話での相談はもちろんのこと、お仕事で忙しい方などもご活用できるメール相談も受け付けています。いきなり専門医に相談するのは少し心配、という方も多いでしょう。そうした場合にまずは利用してみてはいかがでしょうか。

うつ病・自律神経失調症の治療中でも保険に入れる?

既にメンタルヘルスに不安がある、例えばうつ病などの精神疾患や自律神経失調症などの治療を受けている方、あるいは過去にそういった疾患にかかった経験のある方は、一般的な生命保険・医療保険への加入が難しい場合もあります。一般的な生命保険・医療保険の場合、告知項目と呼ばれる健康状態に関する質問事項に該当する可能性があるためです。

ですが、「引受基準緩和型」と呼ばれる、持病のある方向けに告知項目が少ない生命保険・医療保険であれば、メンタルヘルスに不安を抱える方でもお申込みしやすくなっています。
関連記事:うつ病でも医療保険の加入をあきらめないで!
また、保険会社によっては、保険加入者向けにメンタルヘルスに関する電話相談窓口を設置している場合もあります。保険加入後はメンタルケアにそうした窓口を利用するのも良いでしょう。

一般的な生命保険・医療保険への加入を断られた経験がある方でも、別の保険をご案内できる可能性もありますので、お気軽にお問合せ下さい。

※出典:厚生労働省「ストレスチェック等の職場におけるメンタルヘルス対策・過重労働対策等」