医療保険とセットで販売されている「健康祝金特約」。その名の通り、健康であればお祝金がもらえる特約のことですが、つけるとそれだけ保険料が高くなります。高くなる分と、お祝金でもらう分、いったいどちらが多くなるのでしょうか?

そこで、「健康祝金特約」のしくみを知っておきましょう。

健康祝金特約とは?

 医療保険の中には、「健康祝金特約」という特約を付加できるものがあります。「ボーナス」、「生存給付金」などといった名前で販売されている保険会社もあります。

 保険のCMなどでは、「健康なら保険料が戻ってくる!」という謳い文句をよく耳にしますが、具体的にはどうすれば保険料が戻ってくるのでしょうか?

 その条件は保険会社によって異なります。おもに、次の3種類が展開されています。

医療保険に契約してから、

    (1)生存しているとき
    (2)入院日数が所定の日数以下であったとき
    (3)医療保険の給付を受けなかったとき

 (1)、(2)は、病気やけがで入院をしても、祝金を受け取るチャンスがあります。これに対して、(3)は、入院をすると受け取れなくなってしまう恐れがあります。

 また、何年ごとに祝金を受け取るかも、3年ごとと5年ごとなど、保険会社によって異なります。ひとくちに「祝金つきの医療保険」といっても、実際に受け取れる条件は大きな違いがあります。商品を選ぶときには、「どんなときに祝金が受け取れるか?」をよく確認しましょう。

健康祝金特約は付けた方がおトク?

 医療保険は本来、入院や手術をしたときに給付金を受け取るもの。でも、「ずっと元気だったら保険料を掛け捨てるだけでもったいない!」という人には、「健康祝金」はうれしいものですよね。とはいえ、健康祝金を受け取るには特約保険料がかかります。

年齢が高いほど健康ならおトク度がアップ!

 健康祝金特約の新契約保険料は、高齢になるほど安くなります。一般的には年齢が高くなるにつれて病気・けがのリスクが高まるので、祝金を受け取れる確率が下がるためです。逆に言えば、健康でいられる人はそれだけおトク度が大きいということです。

60歳払込満了なら、元気で長生きするほどおトク!

 健康祝金特約は、保険料を60歳、65歳までで払込みが終了する契約でつけられるところもあります。その場合、保険料の払込みが終了した後も、条件を満たせば生きている限り祝金を受け取ることができます。

つまり65歳まで入院をしなければおつりが出ることになります。もちろん、それ以降も元気でいれば、3年ごとに祝金を受け取り続けることができます。健康で長生きをすれば、おトク度はよりアップしていくことになります。

保険への支払いと受け取りのどちらを重視するかがポイント

 このように、健康祝金は「どれくらい健康をキープできるか?」が有利・不利の決め手になります。ご自身のいまの健康状態、日ごろの生活習慣などを振り返り、今後の健康状態を想像しながら選ぶとよいでしょう。

 ただし、将来のことはだれにもわからないもの。健康祝金を期待して契約しても、病気で入院したらもらえなくなってしまいます。

 それなら、健康祝金の特約保険料の分を自分で貯蓄しておく方が良いかもしれません。保険料を支払うときにできるだけ手元にお金を残しておくのか? 将来戻ってくることを期待するのか? どちらがご自身の希望に合うかを考えて選ぶとよいですね。

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