夢はありますか?と聞くとなかなか答えが返ってきません。しかし、どう生きたいか、何をしたいか希望を聞くと意外とスムーズに答えが返ってきます。例えば、海外旅行がしたい、趣味の○○をしたい、習い事をしたい、資格を取りたい、ボランティアをしたい、起業したい、などです。

ライフプランから逆算してマネープランを立てよう

そうした夢を実現するためにはお金が必要になります。まずはライフプラン(夢や希望)を立て、ライフプランを実現可能にするためにマネープランを立てていきます。その夢を実現するためにはいくらぐらいかかるのか、何年後に実現したいのか、そのためにはいつまでにいくら必要なのかを逆算していきます。

夢や目標を明確にする

「車を購入したい」という目標があったとき、今すぐなのか、3年後なのか、5年後なのかにより準備期間が変わってきます。3年後に結婚したい、10年後に家が欲しい、15年後に教育資金がかかる、30年後に定年を迎える、など目標の内容や期間により金額や準備期間は様々です。また、何にお金をかけるのか、お金のかけ方でも異なります。例えば結婚式をホテルで挙げるのか、内輪だけで済ませるのかにより金額は変わってきます。

資金が倍になるのにかかる期間

マネープランを立てる

ひと昔前まではマネープランを立てなくても生活が成り立ってきました。銀行に預けておけば金利がついて暮らしていけたからです。1990年代には6%の金利がついていました。銀行が破たんするなど考えもしない時代で、コツコツ貯蓄をしていれば金利が付き、お金が増えていきました。貯めた預貯金と退職金を預けておけば、預けた金額が12年後に約倍額になって返って来たのです。その頃はわざわざリスクを取って運用をするという必要がありませんでした。

しかし今はどうでしょうか。銀行が破たんをする時代になり、預貯金の金利だけでは増えない時代になっています。また、厚生労働省によると1990年の平均寿命は男性75.92歳、女性81.90歳、2014年は男性80.50歳、女性86.83歳で1990年代より5歳ほど長くなっており、長生きのリスクも考えなくてはなりません。

平均寿命

  • 執筆者プロフィール

    ファイナンシャルプランナー 伊藤 魅和

    伊藤 魅和(いとう みわ)

    FP office ITO代表
    CFP(R)認定者、住宅ローンアドバイザー、相続アドバイザー
    資産運用を中心に住宅ローン・家計の見直しなどの講師・相談・執筆を行う。日本FP協会東京支部幹事、2016年くらしとお金の相談室相談員、2017年FP広報センタースタッフ、日本証券業協会金融・証券インストラクター、金銭基礎教育プログラムMoney Connection 認定講師、WAFP関東会員。
  • 監修者プロフィール

    ファイナンシャルプランナー 加藤 梨里

    加藤 梨里(かとう りり)

    マネーステップオフィス株式会社代表取締役
    CFP(R)認定者、金融知力インストラクター、健康経営エキスパートアドバイザー
    マネーに関する相談、セミナー講師や雑誌取材、執筆を中心に活動。保険、ライフプラン、節約、資産運用などを専門としている。2014年度、日本FP協会でくらしとお金の相談窓口であるFP広報センターにて相談員を務める。