東京海上日動火災保険株式会社は、業界初となる認知症の人とその家族のための専用保険「認知症あんしんプラン」を発売すると発表しました。本商品は、公益社団法人 認知症の人と家族の会(家族の会)と、高齢者の見守り支援に実績のある一般社団法人セーフティネットリンケージ(SNL)との連携のもとに開発したものということです。

警視庁の統計では、認知症による行方不明者は2012年から4年連続で過去最多を更新しています。同社は、認知症の人とその家族が安心して暮らせる社会を実現するために、「家族の会」と連携して認知症の人が「行方不明になることへの不安」、「第三者に対する不慮の事故等への不安」、「自身のケガへの不安」に対する解決策について研究を続けてきました。その研究結果を踏まえ、同社は認知症の人とその家族のための専用保険「認知症あんしんプラン」を開発しました。
40歳以上の認知症の人とその家族のための専用商品で、付帯サービスとして、行方不明になったときに医療関係者が家族に連絡するためのフリーダイヤルを記載した「緊急連絡ステッカー」やSNSであらかじめ登録した協力者に捜索依頼する「捜索協力支援アプリ」を利用することができます。保険料は月額1,300円で、2018年10月から販売開始となります。

「認知症あんしんプラン」の保障内容は以下の通りです。
(1) 行方不明時の捜索費用補償(1事故につき30万円、保険期間中100万円を限度)
(2) 個人賠償責任補償(1事故につき国内1億円・国外1億円を限度)
(3) 被害者死亡時の見舞費用補償(15万円)
(4) 交通事故等におけるケガの補償(死亡50万円、後遺障害2万円~50万円)
(5) 付帯サービス「捜索支援サービス」

文: 蟹山淳子