ペット保険の加入年齢

ペット保険に新規加入するときには、わが子の年齢の上限があります。加入年齢の上限は各ペット保険により異なり、7歳から16歳11か月までと幅があります。概ね7~9歳までとされているところが多いようです。

また、年齢の判定方法には、保険契約の開始時点の満年齢で「○歳○か月まで」とするところと、「○歳未満」とするところ、「満○歳未満」とするところがあります。たとえば8歳11か月のわが子の場合、「8歳11か月まで」、「満9歳未満」とされているペット保険には加入できますが、「8歳未満」とされているペット保険には加入できません。

いつまでならどこのペット保険に入れるのか、わが子のケースで具体的に確認してみるとよいでしょう。

補償対象外のもの

ペット保険には、補償の対象外にしている項目がいくつかあります。加入上限年齢より前に加入できたとしても、ペット保険ですべて補償されるとは限りません。たとえば、以下のものは補償の対象外です。

  1. 先天性異常
  2. 予防接種やワクチン接種
  3. 健康診断
  4. 避妊・去勢手術
  5. ビタミン剤などのサプリメント
  6. フィラリアやノミ・マダニなどの予防薬

おもに病気と関係のないけれども動物病院に行くような項目が補償対象外です。詳細は、各保険会社のホームページにも掲載されています。年齢を重ねてからの加入は、ペットがすでに何らかの病気やけがを経験している可能性があります。それらの病気やけがに対して、先天性異常と判断されるかは保険会社の判断によります。また、先天性異常ではなくても、ペット保険では、過去の病気やけがが保険の対象外にされることも多いようです。自分のペットが今までどのような病気やけがをしたのか、いつごろしたのか、きちんと把握したうえで、加入できる保険会社を探しましょう。

継続する場合の年齢

ペット保険は1年更新です。新規加入時に対しては年齢制限がありますが、継続する場合の年齢制限は特に設けていない保険会社が大半で、終身継続が可能です。しかし、ごくまれに継続可能の年齢に上限を設けている会社もあります。気が付いた時にはすでにほかのペット保険に入れなかった、ということがないように、わが子が高齢になったときの補償をどうするか、計画的に考えておきたいものです。

最近はペットも長生きですから、終身にわたって継続できるタイプが安心かもしれません。ただし、補償を継続する場合は、一生涯保険料を払わなくてはなりません。

保険料にも注意

ペット保険は毎年更新を迎えるため、その都度保険料が見直されます。年齢が高くなればなるほど保険料も高くなっていきますので、支払う保険料と補償内容のバランスを考えたいところです。

また見落とされがちなのは、年齢ごとの保険料の上昇率です。あまりにも上昇率が高いと、保険料ばかり支払うことになりかねません。年齢が1歳上がるごとに、保険料が何%上がるのかにも注意して選ぶといいでしょう。

ペット保険へのお申込みは早めに準備を

ペット保険に加入する際は、何歳までに加入をしなければいけないのか、何歳まで継続ができるのか、どこまで補償をしてくれるのか、保険料や年齢ごとの保険料の上昇率はどのくらいなのか、といった点が大切です。

若いうちからペット保険に加入をしていて、その保険をずっと継続できれば、新規加入の上限年齢を気にする必要はありません。しかし、高齢になってから初めてペット保険に契約しようとすると、選択肢が狭まってしまいます。すでに何らかの病気にかかり、既往症を理由に保険に加入できないことも考えられます。

また、年齢だけを気にしてペット保険を選ぼうとすると、補償内容や保険料などを十分に考慮できないおそれもあります。加入の上限年齢に達するより前に、余裕をもって早めに加入を検討すると、各保険会社の商品を十分に比較検討できます。ペットが高齢になっても加入ができる保険はとても魅力的ですが、できれば高齢になる前に、早めに準備をすることが大切です。

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文:ファイナンシャルプランナー伊藤 魅和(編集:マネーステップオフィス株式会社)