『難病』は、医学的に明確に定義された病気の名称ではありません。
 いわゆる『不治の病』に対して社会通念として用いられてきた言葉です。

 そのため、難病であるか否かは、その時代の医療水準や社会事情によって変化します。

『難病』とは?

 例えば、かつて日本人の生活が貧しかった時代には、「赤痢」「コレラ」「結核」などの伝染病は『不治の病』でした。
 その当時は有効な治療法もなく、多くの人命が奪われたという点で、これらの疾病はまぎれもなく『難病』でした。
 その後日本人の生活が豊かになり、公衆衛生の向上、医学の進歩および保健・医療の充実とともに、これらの伝染病の治療法が確立され、『不治の病』ではなくなります。
 しかし、治療が難しく、慢性の経過をたどる疾病もいまだ存在し、このような疾病を『特定疾患』と呼んでいます。

『特定疾患』とは?

 『特定疾患』について、わが国の難病対策では以下の通り定義されています。

1)いわゆる難病のうち、原因不明で治療方法が確立していないなど治療が極めて困難である
2)病状も慢性に経過し後遺症を残して社会復帰が極度に困難もしくは不可能である
3)医療費も高額で経済的な問題や介護等家庭的にも精神的にも負担が大きい疾病である
4)症例が少ないことから全国的規模での研究が必要な疾患である

 現在、『特定疾患』は123疾患あります。

 『難治性疾患克服研究事業(調査研究対象:123疾患)』の詳細 : 難病情報センター

 また、123の『特定疾患』のうちの45疾患に罹患している場合、医療費は公費負担助成の制度があり、「特定疾患医療受給者証」の交付を受けると治療にかかった費用の一部が助成されます。

 『特定疾患治療研究事業対象疾患一覧表(45疾患)』の詳細:難病情報センター

 では、『特定疾患』でお悩みの方が、『生命保険』に加入できるのでしょうか?
 最近では、40歳以上の方であれば、一般の保険より簡単な告知でご契約いただける『引受基準緩和型』『限定告知型』と呼ばれる生命保険商品が続々販売されています。
 『特定疾患』でお悩みの方でも、告知に該当しなければ加入することができます。
 この機会に、『引受基準緩和型』『限定告知型』の生命保険を、ぜひ検討してみて下さい。

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