法人の自動車保険の補償内容ってどのようにして決めていますか?
保険の営業マンにまかせている?
なんとなく、今まで通りだから、補償内容はよくわかっていない?
なんて事はありませんか?

 確かに法人の自動車保険って難しく感じてしまいますよね?
でも、自分の会社を守るための保険ですので、その補償内容をしっかりと把握しておく必要があります。

 ここでは、法人契約の自動車保険の補償内容の決め方をわかりやすくご紹介します。
現在、加入してる自動車保険の補償内容が適切なのかを確認するためにも、ぜひ御覧ください。

法人の自動車保険の補償内容の決め方

 法人の自動車保険の補償内容の決め方をご紹介するには、まずは自動車保険の補償の説明が必要になりますので、簡単にご説明します。

自動車保険の補償内容

 さて、まずは自動車保険の補償の説明になりますが、自動車保険の補償は次のような補償があります。

  • 対人賠償責任
  • 対物賠償責任
  • 人身傷害補償
  • 搭乗者傷害補償
  • 車両保険
  • 特約

大きく分けると、上記のように6つの補償からできています。

上記の補償内容を簡単に説明しますと、下記のようになります。

対人賠償責任
対人賠償責任とは、事故の相手の怪我を補償するための補償です。相手の怪我の治療費や慰謝料がこの補償で補償することができます。

対物賠償責任
対物賠償責任とは、事故の相手の自動車保険やバイク、携行品を補償するための補償です。相手の自動車の修理費用や自動車に積んであった荷物の損害がこれで補償することができます。

人身傷害補償
人身傷害補償とは、あなたの会社の自動車保険に乗っている方の怪我の補償です。
正規の搭乗装置に乗っている方が対象となっています。つまり、ちゃんと座席に座っていた方が補償の対象になりますよ。ということです。
窓から身を乗り出していたり、荷台に乗っている人は保険の補償外になりますので注意して下さい。

搭乗者傷害補償
人身傷害補償と同じような補償になりますが、これもあなたの会社の自動車保険に乗っている方の怪我の補償になります。
人身傷害補償が実際に掛った治療費が実費で補償されるのに対して、搭乗者傷害は契約時に決めた金額が補償されます。
つまり、どんなに大きな怪我をしても、決まった金額しかもらう事はできません。

車両保険
あなたの会社の自動車保険の修理費用を補償する保険です。
事故の際には、相手の自動車保険は対物賠償責任で過失割合分は補償されますが、自分の会社の自動車を直す費用がかかります。
その費用を補償するための保険です。

「その他の特約」
他に、自動車保険は特約があります。
特約については、ここでは省略しますが、どのような特約が必要なのかをしっかりと判断して下さい。

自動車保険の補償内容

 さて、本題になります。
自動車保険の補償内容の決め方をご紹介します。

対人賠償責任の決め方

 自動車保険の補償の中で最も重要な補償の一つの対人賠償責任です。
この補償は事故の相手の怪我の補償になりますので、基本的には無制限をおすすめしています
最近で高額な賠償命令も多数、判例としてありますので、上限を設けるのは非常に危険です。
保険料も上限1億円と無制限を比べてもほとんど変わりませんので、是非無制限に加入するようにしましょう。

対物賠償責任の決め方

 この対物賠償責任も自動車保険では非常に重要な補償になります。
この補償もできれば、対人賠償責任と同様に無制限を選択するようにしましょう
万が一、高額な精密機器を積載したトラックなどと事故をおこすと数億円なんて損害になる可能性も十分に考えられますし、万が一首都高などの高速道路などでの事故では本当に高額な賠償請求がくることもあります。実際に十億円以上の損害なんてこともあったようです。
そのようなことを考えると、対物賠償も無制限をおすすめします。

人身傷害補償の決め方

 人身傷害補償は会社によって補償金額は様々ですが、一般的には3,000万円~5,000万円くらいを基本とする会社が多いようです。
その会社の代表や役員が乗る社用車は7,000万円~1億円としている会社もあります。
基本的には、1名あたりの上限の補償額を決めるのものです。

搭乗者傷害の決め方

 搭乗者傷害の決め方は、保険のことをあまり知らない方は悩んでしまう部分ですね。
よく勘違いをしているケースでは「搭乗者傷害がついていないと、同乗者の補償がない!」と勘違いしている方が多いのですが、同乗者も人身傷害でしっかりと補償がされています
搭乗者なんて名称なので分かりにくくなっていますね。

 さて、この搭乗者傷害は補償を付けていない法人様も多くあります。
人身傷害で従業員や乗っている方の補償があるので、追加補償の搭乗者傷害は不必要と考えている法人様が多いようです。

車両保険の決め方

 多くの法人様がこの車両保険で悩むようです。
車両保険はつけると保険料が大きく変わってしまいますので、選択されない法人様も多いです。
しかし、法人の自動車保険では本当におすすめの補償なんです。
事故の際には自動車保険を修理する必要があありますが、当然修理費用は必要になります。

一方で、資金繰りが厳しくて修理費用が捻出できない場合には、自動車保険が使用できないなんて可能性もあります。
自走できないなんて状態ではなくても、壊れていたり凹んでいる車を乗っているのは、法人としての信用力に影響が出る可能性もありますよね?

だから法人契約に車両保険はおすすめの補償になります。

「自動車保険の特約」

 自動車保険の特約には本当に様々な特約が存在します。
必要に応じて特約を選択するようにしましょう。

法人自動車保険の補償内容の決め方のまとめ

 いかがでしたでしょうか?
自動車保険は難しいなんて思っていた方も、補償内容を分けて考えると簡単でしょう?
自社でご加入の自動車保険の補償内容は、万が一の時に慌てないようにするためにも、しっかりと把握するようにしましょう。

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