共済保険の総加入者件数は5600万件ともいわれ、国民の二人に一人は何らかの共済に加入していると言われています。
なんといっても共済の最大の魅力は掛金の安さ。保障内容にもよりますが、月々2,000円程度からの手頃な掛金で、保障も充実。支払状況によって決算ごとの割戻金がある場合もあるため、負担はさらに少ないものになっています。生命保険や医療保険よりもお申し込み手続きも簡略化されているため、手軽に加入できるのも魅力の一つ。だから多くの方が加入しているんですね。

50才代後半の方に、医療共済の更新の前に確認してほしいこと。

魅力的な医療共済・生命共済ではありますが、少々不安なことがあるのです。それは、60歳・65歳などあらかじめ定められた年齢に達すると・・・・

  • ●保障額が減ってしまう
  • ●保障が無くなってしまう
  • ●違う保障内容のコースに自動的に変更になってしまう
  • ●保障が終わってしまう

病気の不安は歳を重ねれば増えてくるというのに、都民共済、全労済、コープ共済など各共済によって異なりますが、掛金は同じでも、保障内容が変わってしまうんです。

50才代後半から医療共済だけでは十分ではない場合も!?

「とりあえず共済をかけているから安心」と思っていても、いざ受け取りの場面で「あれ?もっと保障があると思っていた」「ずっと同じ内容で続けられると思っていた」と後悔することになるかもしれません。
また、歳を重ねれば重ねるほど、病気・ケガになって、入院や手術などになる可能性は増加します。もし、病気にかかってしまってから、他の保険や共済に加入したくても入れなかったり、高い保険料や掛金になってしまう場合がございます。

現在加入されている医療共済の保障内容が将来どう減額されるか?をきちんと把握した上で、将来ご自身が必要とされる保障が医療共済で確保できるかどうか?をまずは一度、ご確認されることをお勧めいたします。

医療共済と比較してほしい1年更新型の医療保険

では、「保険料が変わったとしても、この先の保障額が変わらない保険は?」
「イマからでも加入できる保険は?」
「80歳以降も保障される保険は?」といった保険はないのでしょうか?

各保険会社からさまざまな商品が出ていますが、たとえば当社が取り扱っている商品で少額短期保険いきいき世代の「医療保険 新いきいき世代」なら、保険料は加入後も5歳刻みで変更となりますが、①79歳まで申込できて、②100歳まで保障があり、③入院日額5000円または10000円の加入コースの保障額がずーっと続きます。さらに、持病がある方でも、健康状態の告知内容に基づき、特定の疾病を保障の対象外とする「特別条件特則」付きでご加入できる場合もあります。

医療共済比較、各共済の「年代別・保障内容の変化」について確認。

各共済の医療共済の保障内容を比較してみましょう。参考に「いきいき世代」の1年更新型医療保険「医療保険 新いきいき世代」も表に入れ、「入院保障」の比較をしてみましょう。

項目 都民共済
「生命共済」
全労済
「こくみん共済 医療安心タイプ」
COOP共済
「たすけあい医療V2000円コース」
いきいき世代
「新いきいき世代 5000円コース」
掛金・
保険料
2,000円 2,300円 2,000円⇒「シルバー70」「ゴールド80」に伴い変更 保険料は加入後も5歳ごとに変更(下記表参照)
保障期間 1年 1年 1年 1年
保険の種類 総合保障型 個人定期共済(医療安心タイプ) 医療共済 医療保険
加入可能
年齢
満18~64歳 満0~59歳 満0~64歳 満20~79歳
保障可能
年齢
満85歳 満70歳 満80歳 満100歳
主な
保障内容
入院: ケガ5000円・病気4500円
通院: ケガ1500円
後遺障害: 交通事故最高600万円・不慮の事故最高380万円
死亡・重度障害: 交通事故1000万円・不慮の事故780万円・病気400万円
先進医療: 最高600万円
入院: 6000円
手術: 60000円
事故等通院: 2000円
死亡・重度障害: 最高50万円
入院: 5000円
ケガ通院: 1500円
手術: 最高8万円
長期入院: 30万円
事故後遺障害: 最高100万円
病気死亡・重度障害: 10万円
事故死亡・重度障害: 110万円
住宅災害: 最高30万円
入院: 5000円
手術: 最高20万円
先進医療: 最高100万円
特約
(追加可能)
医療特約
がん特約
三大疾病特約
介護特約
がん保障プラス
個人賠償責任保険を追加可能 なし
保険料
払込方法
口座振替 口座振替 口座振替 口座振替
解約返戻金 なし なし なし なし
配当金・
割戻金
あり あり あり なし
加入可能
コース
月掛金
1000円コース
2000円コース
4000円コース
保障額が半分になる「ハーフコース」 月掛金
1000円コース
2000円コース
4000円コース
入院日額
5000円コース
10000円コース
年齢により
変更となる
コース
65歳で「熟年型」へ 60歳で「医療安心60歳移行タイプ」へ
65歳で「医療安心65歳移行タイプ」へ
65歳で「たすけあいシルバー70」または「あいぷらすゴールド80」へ(一定の条件を満たした場合「ずっとあい 終身医療」に移行可) 変更なし

 入院保障について、保障内容の比較をしてみましょう。

項目 都民共済
「生命共済」
全労済
「こくみん共済 医療安心タイプ」
COOP共済
「たすけあい医療V2000円コース」
いきいき世代
「新いきいき世代 5000円コース」
55~59歳 ケガ(1-184日)
5000円
病気
4500円(1-124日)
ケガ・病気
(1-180日)
6000円
ケガ・病気
(1-184日)
5000円
保険料
 男性: 3350円
 女性: 2630円

ケガ・病気
(1-90日)
5000円
60~64歳 ケガ(1-184日)
5000円
病気
4500円(1-124日)
ケガ・病気
(1-180日)
3000円
保険料
 男性: 3930円
 女性: 3130円

ケガ・病気
(1-90日)
5000円
65~69歳 ケガ(1-184日)
2500円
病気
2500円(1-44日)
ケガ・病気
(1-180日)
2000円
シルバー70(3000円)ケガ・病気(1-184日)3000円、長期入院18万円他 ゴールド80(女性:4095円・男性:5760円)

ケガ・病気
(1-180日)
3000円、長期入院18万円他

保険料
 男性: 4880円
 女性: 3870円

ケガ・病気
(1-90日)
5000円
70~74歳 ケガ(1-184日)
2500円
病気
2500円(1-44日)
満70歳で保障満了。以降の保障なし 以降の保障なし 保険料
 男性: 5940円
 女性: 4760円

ケガ・病気
(1-90日)
5000円
75~79歳 保険料
 男性: 7180円
 女性: 5730円

ケガ・病気
(1-90日)
5000円
80~84歳 ケガ(1-184日)
1000円
病気
なし
掛金変更して継続可能 保険料
 男性: 9200円
 女性: 7430円

ケガ・病気
(1-90日)
5000円
85~89歳 満85歳で満了
以降の保障なし
保険料
 男性: 11640円
 女性: 9900円

ケガ・病気
(1-90日)
5000円

  • ※ 上記資料は各商品の概要を記載したものであり、全てを記載したものではありません。各商品の詳細につきましては少額短期保険業者または契約引受団体が発行するパンフレット・契約概要・ご契約のしおり等でご確認ください。
  • ※ 上記資料は各社の医療保険・共済商品の入院保障・月払保険料・掛け金を単純掲載したものであり、商品の優劣を表すものではありません。
  • ※ 共済には決算に応じた割戻金がありますので、実質負担額は下がる可能性もあります。

2013年2月時点で作成しています。

【いきいき世代】

  保障内容は入院・手術・先進医療のみとなります。

【都民共済】

  生命共済⇒65歳で「熟年型」へ
  (60歳までの保障内容は各都道府県により若干異なります。詳しくは各都道府県共済HPで)

【全労済】

  こくみん共済 医療安心タイプ⇒60歳で「医療安心60歳移行タイプ」へ⇒65歳で「医療安心65歳移行タイプ」へ

【COOP共済】

  たすけあい医療コース⇒65歳で「たすけあいシルバー70」または「あいぷらすゴールド80」へ

高齢だからこそ入院日額5000円はほしい

上記の年齢区分による共済の保障額をみると年齢によって保障が変わることが分かりますね。共済は民間の保険会社より、掛け金が安く、たいへん魅力的です。高齢になっても同じ保障が得られるのならよいのですが、年齢が上がるにつれて保障の内容は下がってしまいます。それに気づいてから民間の保険に加入しなおそうとしても、年齢が上がっていると、高額な保険料になってしまうのは避けられません。そして、あまりの保険料の高さにやむなく加入をあきらめて、無保険状態になってしまうケースは決して珍しくありません。早い段階で保障額の変わらない保険に加入されることをお勧めいたします。

 また厚生労働省の調査によると、1人当たり医療費を年齢階級別にみると、年齢とともに高くなり、70歳代までは外来(入院外+調剤)の割合が高いが、80歳代になると入院(入院+食事療養)の割合が高くなる、というデータもあります。高額療養費制度を利用した場合でも、差額ベッド代などのことを考えると、最低入院日額5000円程度の保障は確保したいものです。

自分にあった保障を選ぶ

ここで例に挙げた共済と保険の保障制度は、医療保障の比較(掛金が一定で保障が減る共済と保障が一定で保険料があがる保険の比較)です。
共済を選ぶ場合でも、保険を選ぶ場合でも「共済も保険も比較し、それぞれの個別の保障内容に基づいて、自分に合った保障制度を納得してから選択する」ことが重要です。
評判の良さや単純に保険料や掛金のみならず、制度のバックグラウンドや特約・自分のライフスタイルなど幅広い観点からの検討をお勧めします。最終的に払い込む保険料・掛金の総額もぜひ、計算してみてください。

関連ページ : 医療保険に入ろうと思っています。でも、入院給付金日額はいくらにしたらいいの?
参考ページ : 都民共済 全労済 COOP共済

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