東京海上日動火災保険はサイバー攻撃による損害を補う企業向け保険を拡充します。

企業の取り組みに応じ、保険料を最大55%安くする仕組みを取り入れるほか、米アマゾン・ドット・コムのクラウドサービスを使う企業向けの専用保険も提供します。

同社のサイバー保険の通常の保険料は、売上高が5億円の中堅・中小企業で賠償責任の上限を10億円に設定した場合、年額20万~85万円程度。同社の質問書に回答し、サイバー対策が進んでいると判断されると最大約55%の割引を受けることができます。

質問書は経済産業省の指針に基づいて作成したもので、CISO(最高情報セキュリティー責任者)を社内に置いているか、初動対応マニュアルを用意しているかなど36項目で構成しています。

来年1月には、アマゾン向けの保険の取り扱いを始めます。クラウド上のシステムから情報が漏れたり、データが消えたりして生じた損害を補償します。例えば取引先のデータが第三者に渡ったことで損害賠償金を求められれば、10億円を上限に保険金を支払います。アマゾンのクラウドサービスを使う企業は数万社で、年間
の保険料は数万~数十万円の見込みです。

(2015年12月25日)

参考ページ : 保険比較ライフィの「保険相談室」でお悩みを解決!