旧AIJ投資顧問(株)、現(株)MARU(資本金2億3000万円、東京都中央区日本橋2-2-6、代表浅川実氏)は、8月14日に金融機関より東京地裁へ破産を申し立てられ、12月16日に破産手続き開始決定を受けました。

帝国データバンクによると、同社は、平成元年(1989年)4月に外資系保険会社の投資顧問会社として設立され、2004年6月に浅川和彦が代表取締役に就任、同年8月にAIJ投資顧問(株)に変更していました。その後、2013年5月に現商号に変更。投資顧問業として関東財務局長(金商)第429号を届出、全国の中小企業などの業界団体で構成される厚生年金基金の運用を受託し、2011年9月末の年金受託残高は1984億円と業界41位の独立系中堅投資顧問会社として、年金専門雑誌のアンケートでは顧客から高い評価を得ていました。

しかし、2012年1月から証券取引等監視委員会が実施した検査の過程で、顧客から預かった年金資産の大半を消失させていたことが発覚。いわゆるAIJ事件により、2015年3月13日には前代表の浅川和彦被告について、詐欺と金融商品取引法違反(契約の偽計)の罪で東京高等裁判所が一審判決である懲役15年の東京地裁判決を支持し、控訴を棄却していました。

(2015年12月24日)

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