日本生命保険相互会社は、ホームページ内の「ご契約者さま専用サービス」にて、「介護」に関するアンケート調査を実施しました。調査期間は2016年9月1日から9月30日。回答者数は12,684名(男性:6,511名、女性:6,173名)です。

調査結果のポイントは以下の通りです。
1.これまで介護を経験した人は16.7%ですが、男性14,8%、女性18.8%と、女性の方が経験割合が高くなっています。
2.介護に関する費用の平均は、初期費用:84.7万円、月額費用が11.3万円でした。
3.介護経験において大変だったことは、「精神的な負担」が51.1%で第1位、半数を超える結果となりました。第2位は「体力的な負担」31.1%、第3位は「介護サービス・施設の手配」30.8%でした。介護対策として必要だと思うことは、「介護サービスや施設の情報収集」51.3%がトップで、「預貯金」47.4%、「本人・家族での事前の話し合い」39.6%が続きました。
4.家族の介護のために退職や転職をした経験があると答えた人は3.2%ですが、検討中の人を加えると4.7%となります。女性の方が男性よりあると回答した人が多い結果でした。
5.介護離職を減らすために必要だと思う制度の第1位は「介護休業・介護休暇」で67.2%です。第2位は「フレックスタイム勤務・短時間勤務制度」46.5%、第3位は「介護サービス利用に関する経済的な支援」36.6%)となっています。しかし、介護のための職場支援は無いという回答が65.5%でした。
6.自分や家族の将来の介護について不安を感じるのは「とても不安」が23.1%でしたが、やや不安までを含まると67.6%でした。年齢別では50代・60代が不安と答える割合が高い傾向がありました。
7.自分に介護が必要になった場合の備えを進めているのは27.6%で、不安を感じていながらも7割を超える人が「全くしていない」あるいは「ほとんどしていない」と答えました。具体的な準備内容は「預貯金」と答えた人が6割ですが、若い人ほど民間の介護保険商品へ加入している人が多い傾向が見られました。