損害保険ジャパン日本興亜は、高齢者など判断能力が低下した人を支援する成年後見人向けの保険を販売します。日経新聞が報じています。

成年後見人は、家庭裁判所の選任を経て、認知症患者などの代わりに財産を管理する立場の人。同社の保険では、認知症の人(被後見人)が他人にけがをさせた場合に1人最大1億円を支払います。保険料は年3千円程度の見込みです。

これまで、後見人が被後見人にけがをさせた場合に補償する保険はあったが、認知症患者(被後見人)などが他人にけがをさせた場合に補償する保健はありませんでした。

認知症の人を巡っては、JR東海が電車にはねられた認知症男性の家族に振り替え輸送費などの損害賠償を求めた裁判で、最高裁判決は家族の責任を認めない判決をするなど、世話をする人の責任が問われる事例が相次いでいます。成年後見制度の利用者は2014年末時点で13年末比5%増の18万4670人にのぼっています。

(2016年5月16日)参考ページ : 通院中、退院後、の医療保険加入について実損填補型の医療保険って?