報道各紙によると、公的年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、2015年度に5兆数千億円の運用損失を出したことがわかりました。

10年度以来5年ぶりの赤字です。GPIFでは2014年秋から株式の運用割合を増やしていましたが、株価下落の影響により、運用損失がでたものです。14年10月に、資産の24%だった株式比率を50%にまで引き上げ、国債などの比率を下げました。この結果、株価の影響を受けやすくなり、12~14年度は計約37兆円の収益を上げていたが、15年度は5兆円規模の損失を出しました。

ただし、年金支給額への影響は今のところはないとのことです。

GPIFは、国民年金と厚生年金の保険料収入からの積立金約140兆円を運用し、平均で年金給付額の9%を賄っています。