大企業の従業員と家族らが加入する健康保険組合連合会(健保連)の2016年度予算によると、平均保険料率は過去最高の9.103%だったことがわかりました。各組合が、収支を改善するために保険料率を引き上げたためです。また、医療費増大に伴い組合が負担する給付費も膨らみ、経常収支は1,384億円の赤字で、9年連続の赤字になりました。

健保連によると、保険料収入は、企業の雇用延長や再雇用などで被保険者数が約32万6000人増えたほか、保険料率の引き上げにより、前年度比2.24%増の7兆6995億円に拡大しました。しかし、給付費が同3.80%増の3兆9793億円に達したほか、高齢者医療制度への拠出金も3兆2938億円であったため、経常赤字になりました。

(2016年4月25日)

参考ページ : 日本の公的医療保険制度は世界一!?
保険料が医療保険を選ぶ最大の基準