三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険は、自動運転車の実証実験で生じた損害を補償する保険を開発しました。日経新聞によると、自動運転車に関する保険は国内で初めてで、すでにベンチャー企業1社の成約を得ているとのことです。

自動運転車は、多くの電子部品や複雑なシステムが組まれ、責任の所在が多岐にわたるうえ、事故の発生率や損害額が見通しにくい特徴があります。想定されるリスクを包括的に補償する保険を提供し、2020年
ごろに見込まれる実用化へ向けていち早くノウハウを蓄積します。

実験に使う車両数や期間によって異なるが、年間の保険料は数万~数十万円となる見通し。完成車メーカーや研究機関、実験に参加する部品メーカーや通信会社、ソフトウエア会社などの加入を想定しています。

日経新聞によると、自動運転車をめぐっては、トヨタ自動車が高速道路をほぼ自動で走れる車を20年ごろに発売すると発表するなど、各社が実用化を急いでいる一方で、今年10月には名古屋大の実験車が公道を走行中に自損事故を起こすなどのトラブルも起きています。

(2015年12月23日)

参考ページ : 三井住友海上のネットで入れる保険シリーズ「ネットde保険」