ジェイアイ傷害火災保険株式会社は、2015年度の海外旅行保険契約者の事故発生状況についてまとめ、発表しました。この調査は1996年以来毎年実施しているもので、今年で21回目になります。

1.事故発生率: 3.60%となりました。これは28人に1人が何らかの事故に遭っている計算です。
  
2.保障項目別事故件数の状況: 1位:治療・救援費用(49.0%)、2位:携行品損害(32.5%)、3位:旅行事故緊急費用(13.9%)、この順位は2006年以降変動していません。
地域別ではヨーロッパは「携行品損害」、アジア・オセアニアは「治療・救援費用」、グアム・サイパンでは「旅行事故緊急費用」の割合が多くなっています。
また今年度の注目すべき点は、パリのテロ等の影響による「旅行キャンセル費用」の支払が増加したことでした。

3.高額医療費用事故: 治療・救援費用保険金支払額1,000万円以上の高額医療費用事故が11件発生しました。これらはクレジットカードの保険のみ加入していた場合では多額の自己負担が心配されるケースでした。
また保険金300万円以上支払いの高額医療費用事故は増加傾向にあり、77件となりました。

4.シニア層(65歳以上)の事故割合: 高額医療費事故のうちシニア層(65歳以上)が43%を占めていて、転倒による骨折、脳疾患、心疾患、肺炎等が主な原因となっています。
なお、発生率でみると、シニア層の高額医療費用事故発生率は65歳未満の約4倍となっています。

ジェイアイ傷害火災保険株式会社では、海外旅行におけるさまざまなリスクへの対策を記載した情報ツール「みんなあんしんBOOK」の提供を2016年4月より開始するなど、お客様が安心・安全に海外旅行を楽しんでいただくための取り組みを強化しています。

http://www.jihoken.co.jp/whats/wh_detail.html?p=1213