保険料を節約するコツ・・・それは人生における必要保障額の増減に併せ、ムダの無い保険の加入方法を選択することです。多くの方が加入している一般的な終身保険や定期保険の形と比較し、保険料を節約することが可能な保険があります。それが収入保障保険です。収入保障保険について理解しましょう。

貯金は三角、保険は四角

 生命保険の営業マンが使う言葉のひとつに『貯金は三角、保険は四角』があります。
預金は毎月積み立てていくことによって徐々に増えていきますが、生命保険は保障機能を備えているため、保障開始後、すぐに大きな保障を得ることができます。
"貯金と定期保険の比較図
万が一、途中で死亡した場合、預貯金ではそれまでに積み立てられた元利合計額だけのたまりですが、生命保険では保障額の積み立ての有無に関係なく、確実に保障額を受取ることができます。だから『貯金は三角、保険は四角』と言うのです。
生命保険の持つ大きな特徴ですね。

貯蓄は正三角、保険は逆三角だったなら!?

人は結婚をして、自宅を購入し、子供が生まれるにつれ必要な保障額は増えていきますが、年を取るにつれ、子供も大きくなり、住宅ローンの返済も進み、貯蓄・資産も増え、それに従い本当に必要な保障額(死亡保険金の額)が今度は年々減っていきます。この必要保障額の減少に併せ、死亡保障保険も年々保障が小さくなっていきます。ならば、「必要保障の生命保険が逆三角形の形でもいいのでは?」という発想になりますね。このタイプの生命保険を収入保障保険と言います。

 生命保険会社によっては収入保障保険を別な名称で、「低減定期保険」「家計保障定期保険」という生命保険商品名になっている場合もあります。
この収入保障保険の保障を図にしてみると下記のようになります。
預貯金と収入保障保険の比較図
預貯金の“三角”と収入保障保険の“逆三角”。相反する形となりました。

逆三角形の収入保障保険のメリットは、保険料に有利

 では、逆三角形の収入保障保険の大きな特徴は何か?というと、人間は高齢になればなるほど、死亡率が上昇します。すなわち、高齢になればなるほど、生命保険料は上昇します。収入保障保険の場合、必要保障額が減少するに合わせ、年々死亡保険金が減少していきます。つまり、年を取って死亡率が高くなり保険料が上昇していくのに反比例して、保障額が小さくなっていきますので、終身保険や一般の定期保険などの生命保険に比べ、月々の保険料が安くなります。

では、どのくらい保険料が安くなるのか?定期保険と収入保障保険の保険料比較をしてみましょう。

保険会社の保険料
契約年齢 : 40歳  性別 : 男性
保険期間 : 60歳 払込期間 : 60歳
払込方法 : 月払  (口座振替)
定期保険と収入保障保険の比較。必要保障額からみると、こんなにお得!

“四角”の定期保険
“逆三角”の収入保障保険
保険種類:定期保険 保険種類:収入保障保険(支払保障期間5年)
月払保険料:約19,000円 月払保険料:約7,500円
60歳までの払込保険料総額 60歳までの払込保険料総額
:約4,560,000円 :約1,800,000円

なんと、逆三角形の収入保障保険の保険料は、四角い定期保険の半額以下になります!60歳までの払込保険料差額分で、車が一台買えてしまうほどです。※

一般の生命保険の場合、死亡保険金は一括で受け取るのが一般的ではありますが、収入保障保険の場合、お子様が小さく成人するまでの生活費など「残された遺族の生活費の保障」として選ばれているため、一時金で受け取るタイプと、保険会社によっては、毎月お給料のように保険金が支払われるタイプの収入保障保険も用意されています。

収入保障保険のデメリット

 収入保障保険は、必要な保障額を適切に得ることができ、また保険料を抑えることができるメリットがあります。が、逆にデメリットを上げるとすると保険期間が最長でも60歳・65歳までとなっていることがあげられます。
 これは、収入保障保険のコンセプト(目的)が大黒柱のご主人に万が一のことが起こった場合に、減少した収入を保障し、遺族の生活を支えるところにありますので、65歳で定年を迎えることが前提となっています。個人事業主の方からすると「ちょっと短い」ということになってしまいますね。
 このデメリットを消すために貯蓄型の終身死亡保険を500万円程度、加入しておくのをおすすめします。

保険の見直しには収入保障保険もご検討を!

もし、保険料の削減を目的に、生命保険の見直しを考えるのならば、今ご契約している定期保険・終身保険から掛金が少なくて済む収入保障保険に変更してみませんか?

※保険会社、保険金額、保険期間などによって数値は異なります。また上図はイメージ図となります。

参考ページ : 収入保障保険の選び方
参考ページ : 所得補償保険と収入保障保険の違いとは?
参考ページ : 必要保障額の計算と収入保障保険の保険料を計算する