似たような名前の保険『所得補償保険と収入保障保険』。実はこの二つの保険、機能が全く違うのです。
所得補償保険は、会社員や自営業者の方などが病気やケガで仕事ができなくなった場合の収入減を補う保険です。
それに対して収入保障保険は、会社員や自営業者などの方が死亡または高度障害になった場合において、残された家族の生活費用を補う保険といえます。

所得補償保険とは?

「主人が自営業をしており、私はパート勤務。子供がまだ幼いため、主人がケガなどで働けなくなった場合のことを考えるとすごく不安です。万が一の場合の夫の収入を補う保険はないでしょうか?」
「夫が病気で仕事ができなくなった場合、収入が減少してしまいます。医療保険では入院費用はまかなえても生活費はまかなえないと知りました。住宅ローンを返せるか不安です。病気やケガで収入が減った場合に対応できる保険はありませんか?」
「独身で個人事業主です。会社勤務ではないため、病気で入院した場合などには収入がなくなる可能性があります。そういった場合になんとか生活できるだけの資金が欲しいのですが、保険でカバーできないでしょうか?」

 上記のような方々にとって最適な保険として、損害保険会社が販売する「所得補償保険」があります。
所得補償保険とは、被保険者が病気やケガで入院や通院、自宅療養を行うことで働くことができなくなった場合に、税込み年収の最大60%ほどが補償され、一定期間(通常は1年~5年、最長60歳まで)、毎月一定の金額を受け取ることができる保険になります。また、保険期間中に保険金の支払いがなかった場合には、保険金の一部が戻ってくる場合があります。

 ケガや病気で働けなくなった場合であっても、住宅ローンの支払いや普段の生活費といった費用は毎月かかってきます。もし所得補償保険による補償がなければ、かなり重い負担となってしまいます。また、所得補償保険では、日常生活はもとより仕事中や旅行などいつでもどこでも保険の対象となります。日本国内・国外も問いません。そのため、万が一、事故やケガなどで「就労不能」状態になった時の所得減少リスクをカバーする保険として「所得補償保険」は最適なわけです。

 ただし、保険に加入する以上、告知審査があります。以前にかかった病気などによっては、保険に加入できないといった場合もありますので、その点は理解しておく必要があります。

 病気やケガで働けなくなった場合の収入を補うのが「所得補償保険」。自分の減った収入を補ってくれる保険だと理解していただければよいでしょう。

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生命保険会社が販売する所得補償保険

 この所得補償保険を「就業不能保険」という名前で販売している生命保険会社も登場しています。「就業不能保険」は、病気やケガで長期間働けない状態が続いた際、加入時に設定した給付金を毎月受け取れる保険で、販売しているのはネット生保でおなじみのライフネット生命(商品名「働く人への保険2」)です。

ライフネット生命の就業不能保険「働く人への保険2」ポイント

  1. 就業不能状態となった場合の毎月の収入を助けるため、最長70歳まで長期保障が続きます。
  2. 受け取ることができる給付金月額は10万円~50万円の範囲で選べます。
  3. 更新がないため、月々お支払いいただく保険料は、加入時のまま上がりません。

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収入保障保険とは?

「私は会社員、妻は専業主婦です。また、子供が2人(どちらも小学生)います。今のところ生活には問題はないのですが、私に万が一のことがあった場合に残された家族の生活を考えると不安でなりません。貯蓄があまりないため、保険料が安く済む生活保障型の保険はないでしょうか?」
「昨今の不況により、給料がかなり減りました。生活するので精いっぱいな状況です。妻や子供のことをなんとか頑張って稼ぐしかありません。ただ、私が亡くなったら今のままでは家庭は生活難に陥ります。万が一の場合に備えて、子供が成人するくらいまでの期間の生活を保障してくれる保険はないでしょうか?」
「住宅ローンを一括で返済したため、貯蓄があまりありません。これから貯蓄に励もうと思っているのですが、その間に私に万が一のことがあれば家族を養うことができなくなります。これから10~20年間くらい、私に万が一があった場合の家族の生活費を補ってくれる保険はないでしょうか?」

 上記のような方々にとって最適は保険として、生命保険会社が取り扱う「収入保障保険」があります。
 収入保障保険では、被保険者が亡くなった場合において、遺族に対して保険適用期間終了まで毎月もしくは一時金で保険金が支給されます。掛け捨て型のタイプである場合が多く、そのため保険料は割安になっているのが特長です。

 年収に関係なく加入が可能であり、保障額の設定は加入者自身で決めることができます。お子さんがいらっしゃる家庭においては、万が一大黒柱である夫が亡くなった場合においては、教育費の支払いなど負担が重くのしかかります。そのため、被保険者が亡くなった場合における収入の保障として、収入保障保険は役割を発揮します。

 ただし、保険金額は被保険者の死亡した時期によって異なるため、注意が必要です。被保険者の亡くなった時期から保険適用期間終了までにおいて、保険金が支払われる仕組みであるため、被保険者が亡くなった時期が保険適用期間に近ければ近いほど支払われる保険金額は少なくなります。そのため、残された家族のことを思い、収入保障と死亡保障を併せる、つまり通常の生命保険とセットにして申し込むといざという時に効果的といえます。

万が一の場合において残された家族の生活費用を保障してくれるのが「収入保障保険」。残された家族が安心して生活できる基盤をつくってくれる保険だといえます。

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目的にあわせて保険を選ぶ!

 所得補償保険と収入保障保険、なんとなく同じような保険に見えても、中身は全く異なります。就労不能時の所得の減少を何とかしたいとお考えの方は「所得補償保険」を、万が一の時に残された家族の生活の保障を何とかしたいとお考の方には「収入保障保険」を選択されることをお勧めします。

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本文 : スキラージャパン 伊藤亮太

参考ページ : 逆三角形の保険、収入保障保険とは?
参考ページ : 所得補償保険ランキング
参考ページ : 収入保障保険ランキング
参考ページ : 必要保障額の計算と収入保障保険の保険料を計算する

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