保険証券を紛失または破損、焼失等された場合であっても、すぐに契約が無効になるわけではなく、保険の保障は継続します。ただし、保険金の受け取り等の手続きの際には、保険証券が必要となりますので、紛失等された場合にはすみやかに保険会社に連絡して保険証券の再発行手続きを進める必要があります。

保険証券の再発行の手続きをすみやかに行いましょう

 保険証券には、契約をした保険に関する、保険の内容・保険金額・保険期間などが記載されている重要な書類です。この保険証券には保険会社に問い合わせる際に必要な証券番号が記載されているほか、保険の見直しを行う際にも必要となるため、大切に保管する必要があります。
 しかしながら、そうはいっても誤って捨ててしまったりなど、紛失や盗難、破損、焼失等で保険証券を失ってしまうことはあるかと思います。
 そういった場合には、できるだけすみやかに保険会社に連絡して、保険証券の再発行手続きを請求しましょう。再発行手続きを行えば、保険は今まで通り適用されます。

保険証券再発行手続き処理

保険証券の再発行手続き

 保険証券の再発行にはあたっては、まず「証券記号番号」が必要となります。本来であれば、保険証券を見ればこの「証券記号番号」が記載されているのですが、保険証券を紛失等してしまった場合には、「保険料領収証」や「ご契約内容のお知らせ」など各保険会社が契約者にお渡ししている他の書類に記載されていますので、それらを見て証券記号番号を確認してみてください。この証券記号番号は、今後のことも考えて前もってどこかに書き写して保存しておくことをお勧めします。

 また、通常再発行において必要となる書類や必要となるものとして「保険証券再発行請求書」、「契約者の印鑑証明書(発行日から3ヵ月以内のもの)」、「本人確認書類」、「印鑑証明書の印鑑」があげられます。保険証券再発行請求書に必要事項を記入のうえ、各書類とともに保険会社へ提出することとなります。

<本人確認書類の例>
・印鑑証明書の原本またはコピー
・運転免許証のコピー
・各種健康保険証のコピー
・パスポートのコピー
・住民票の写しの原本またはコピー
・各種年金手帳のコピー
・各種福祉手帳のコピー
・母子健康手帳のコピー   など

 保険契約の内容にもよりますが、通常は再発行まで1~2週間ほどの時間がかかります。その後、お手元に再発行された保険証券が届くことになります。再発行後は再発行前の保険証券は無効となりますので、万が一見つかった場合には再発行前の保険証券を破棄する必要があります。

 上記のように、再発行には時間と手間がかかりますので、保険証券は大事に保管・管理をするようにしてください。

本文 : スキラージャパン 伊藤亮太