<人間五十年 下天の内をくらぶれば 夢幻のごとくなり>

織田信長が、桶狭間の戦いの前の晩に謡い、舞ったという「敦盛」の中の有名な一節です。当時の日本人の平均寿命は50歳程だったとされています。
その後、信長は48歳、本能寺の変で人生の幕を閉じました。

日本人の平均寿命

日本は世界有数の長寿国となり、日本人の平均寿命は平成28年時点※で男性80.98歳、女性87.14歳と、男女ともに高い水準を維持しています。

死亡率および出産率の低下が急激に進み、それまでの多出産・多死亡から少出産・少死亡型へと変化していきました。戦後に平均寿命が50歳を越えてから日本人の平均寿命は著しく延びはじめ、高出産・高死亡から低出産・低死亡型へと変化、世界でもトップクラスの長寿国となっています。

日本人の平均寿命は世界一

長寿と切り離せない年金制度

大正12年(1923年)、軍人と高級官史優先の恩給制度に端を発した公的年金制度ですが、当時の平均寿命はまだ50歳ほど。
「60歳から年金を受け取れますよ」と言われても半分以上の人が受け取れなかったわけです。また当初、女性に年金はありませんでした。

枯渇する年金制度。長生きがリスクに・・・

この当時のデータを基に年金制度は作られていますから、現在「65歳から受け取れます」といえば、かなり多くの人が年金を受け取れることになります。少子高齢化で給付の財源が減っていることも合わせて考えると、一人あたりの年金の取り分が減るということを意味します。
今後、日本人の平均寿命は更に延びると予測されていますが、そうなると公的年金の受取額はますます減っていくのではないでしょうか?

国へ納めた年金保険料は自分のためではない!

現在、自分が納めている年金は「将来の自分のための年金」のために運用されて増やされていると思っている方が多くいますが、公的年金制度の実態は、今現在の現役勤労者の支払う年金保険料を原資として、現在の受給世代への給付されています。年金を納めている人のほうが年金を受け取る方よりも多い場合には問題が起こりませんが、現役の労働人口に比べて年金受け取り人口が多くなっていくと、年金を納める年齢の人が減り、年金を受け取る年齢の人が増えるという状況になるため、財源が不足していきます。

つまり、自分が納めて積み立てた年金保険料が、自分の受け取る年金の原資ではないということです。

ですが、定年を迎える時は必ずやってきます。いずれ来る仕事のリタイアの時期と老後を見据え、生活に困らず充実した日々を過ごせるようにしたいですよね。そのためには、無理のない長期計画を立てて少しずつ蓄え、楽しい老後を過ごしたいものです。

公的年金制度は定期的に改正される

先述の通り将来、公的年金制度が改正されることは間違いありません。公的年金が将来枯渇することは分かっていたのですが、当たり障りのない小規模な改正と年金保険料の値上げを行い、根本的な改革がなされずに今日まで来ています。問題の先送りですよね。

一般的に、今後の年金制度改革がなされても、昭和40年代以降に生まれた方々は「支払った年金保険料以上に年金を受け取ることはできない」と言われています。

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個人年金保険を活用して老後資金を!

以上のように公的年金制度だけでは万全とはいえない老後の資金。となれば「自分の老後は自分で守る」しかありません。そこでお勧めするのが個人年金保険です。個人年金保険とひとくちに言っても、いくつかの種類があります。公的年金と同じように一生涯年金を受取れる「終身個人年金保険」積立予定利率に最低保証のついた「積立利率変動型個人年金保険」、持病や通院・手術歴がある方でも告知や診断なしでお申込みができる「無選択型個人年金保険」将来の受取額がご加入時点で確定している「確定年金保険」などがあります。

まずは個人年金保険の資料を取り寄せ、パンフレットなどをよく読んで、吟味して自分にあった個人年金保険をお選びください。もしかしたらあなたが長寿世界一にになる可能性もありますね。

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参考ページ : 個人年金保険の選び方

※出典:厚生労働省「平成28年簡易生命表の概況」(平成29年)