妊娠してからでは遅い!?女性の医療保険加入のタイミング

 多くの女性は、近い将来に『結婚・妊娠・出産』を迎える可能性があります。色々な苦労が待っている妊娠から出産の時期にかけて心強いお守りとなってくれるのが、医療保険です。
 しかし、妊娠してからの医療保険加入には多くの制約が発生します。特に、帝王切開を一度経験してしまうと、医療保険に加入は出来たとしても以降数年間は出産に関連した入院などが保障の対象外となってしまうケースもあるのです。
 結婚前に妊娠する可能性も考えられるので、独身のうち、結婚・妊娠前に医療保険に加入することがベストだといえます。

『妊娠前、妊娠中、出産後』、3つのタイミングでの医療保険加入の違いを考える。

 ここでは「妊娠前」「妊娠中」「出産後(異常分娩含む)」の3つのタイミングで女性が医療保険に加入する大きな違いについて、「出産・分娩の状況」を踏まえ解説していきます。

帝王切開での出産は約5人にひとり! – 出産の状況

 厚生労働省の平成26年9月の1ヶ月間に日本で帝王切開出術による出産は、分娩件数85,216件のうち19.7%にあたる16,797件となっています。つまり妊婦さんの『約5人に1人が帝王切開出術で出産』していることになります。

分娩件数の年次推移

分娩件数の年次推移表
出典:厚生労働省「医療施設(静態・動態)調査・病院報告の概況」(平成26年)を基に筆者作成

 また、出産件数は減少傾向であるにもかかわらず、一般病院での分娩件数に対する『帝王切開出術』の割合は昭和62年の9.9%から約2.5倍に増加しています。

帝王切開娩出術の割合の年次推移

帝王切開娩手術の年次推移グラフ
出典:厚生労働省「医療施設(静態・動態)調査・病院報告の概況」(平成26年)を基に著者作成

「妊娠前の医療保険加入」について

 現在は妊娠しておらず、通院・投薬治療などもされていない方の場合は、まずは一般的な医療保険あるいは女性保険をご検討頂くのがおすすめです。
一般的な医療保険ですと、病気やケガでの入院手術はもちろんのこと、特約を付帯することでがんを含めた三大疾病や死亡時の保障に手厚く備えることが出来る商品もあります。
女性保険の場合、一般的な医療保険と同じく病気やケガでの入院手術保障に加えて、女性特有の疾病への上乗せ保障(給付金の上乗せや入院保障日数無制限など)で、女性特有の疾病に手厚く備えることが出来ます。
今から将来に向けて、自分が不安がある・備えたいのはどういった病気か?という点を考え、それを踏まえた保険選びをすることがより自分に合った保険商品と出会う為のポイントです。

人気の医療保険ランキングはこちら

人気の女性保険ランキングはこちら

「妊娠中での医療保険加入」について

 妊娠判明後に医療保険へお申込みをされた場合、ご加入は出来たとしてもほとんどの保険商品で『特定部位の不担保』という条件がつくと考えられます。
 例えば、妊娠を理由に子宮に「特定部位の不担保」(不担保期間・条件は保険会社により異なる)が付加されると、不担保期間中に帝王切開や切迫早産など子宮に関する手術や入院をした場合には、入院給付金および手術給付金が支払われません。※保険会社が指定した特定部位以外の入院・手術については、通常通り保障の対象となります。

 つまり、ご加入直後の出産で帝王切開娩出術などを受けられた際には、給付金を受け取ることができないということになります。妊娠前に医療保険にご加入された場合に比べ、お客様にとって不利な条件がつき、「直後の出産に備えて医療保険に加入したい」というニーズには応えることができない可能性が高くなります。

 ただし、妊娠週や妊娠状態にもよりますが、妊娠中でもお申込みができ、さらに出産についても保障対象としてくれる保険商品をご案内出来る可能性もございます。是非一度、ご相談ください!

「出産後の医療保険加入」について

 医療保険お申込みの際には、一般的には現在の妊娠状態の他、以下のような告知事項があります。

  • ◆過去5年以内に妊娠・分娩に伴なう異常で、入院したり手術を受けたことがありますか?(帝王切開を含みます)

 上記に該当する方の場合、正常分娩以外は『特定部位の不担保』と保険会社より指定される可能性もございます。また、合併症がある場合や手術の内容(程度)等により、一般的な医療保険にはお申込みが難しい場合もございます。
そうした方にご検討頂きたいのが、持病や手術の経験がある方でもお申込み頂ける、引受緩和型医療保険です。
引受緩和型医療保険の場合、保険料が一般的な医療保険に比べて割高となってはいますが、その分告知項目が4つ程(保険商品によって項目数や内容が異なります)に簡易化されており、その項目に該当しなければお申込みが可能です。
帝王切開での出産を経験した後に、病気やケガが不安になった方、また次の妊娠を検討しているがその際にまた帝王切開になるのではと不安な方は、この引受緩和型医療保険もご検討の対象に入れることで保険選びの選択肢を増やすことが可能です!

引受緩和型保険ランキングはこちら

女性は「妊娠前に医療保険への加入」を検討しましょう!

 妊娠前・妊娠中・出産後で比べると遅くなればなるほど「お客様にとって不利な条件でのご契約」となってしまう可能性が増加してしまいます。ですので、できるだけ「妊娠前に医療保険へお申込み」をご検討頂きたいのです。
 妊娠・出産以外にも女性特有の疾病に備えることを考えると、『特定部位の不担保』をなった場合、その部位に関連した手術や入院への備えが手薄となってしまい、いざという時に医療保険が活用できないという可能性も考えられます。
 できちゃった婚(授かり婚)など、想定していないタイミングでの妊娠もないとはいいきれません。医療保険のご検討は、是非ともお早めに!

人気の女性保険ランキングはこちら

『女性保険』一覧はこちら

参考ページ:女性特有の病気「子宮頚がんと無料検診」のしくみ