火災保険と家財保険の違いはご存知ない方も多いと思います。そこで火災保険は知っているけど、家財保険は分からないという方の為に家財保険についてご紹介します。

「火災保険って知っていますか?」という質問にはほとんどの方が「はい」とお答えになるしょう。
一方、「家財保険って知っていますか?」という質問では「いいえ」とお答えになる方や「火災保険と何が違うの?」とお答えになる方が多くいらっしゃいます。

ご自身やご家族が所有されている持ち家の住宅の火災保険には加入していても、「家財保険」に加入していない方や、「家財保険」には加入しているけど、補償内容をきちんと分かっていないという方も少なくありません。
また、賃貸住宅にお住まいの方でも、「家財保険」に加入していない方や、「家財保険」には加入しているけど、不動産屋さんとの賃貸借契約の際に「家財保険への加入」を条件にされたために仕方なく入っただけで、なんの保険なのか全く分かっていないという方も多くいます。

家財保険って本当に必要なの?

「家財保険」は非常に身近な保険にも関わらず、どのような時に保険が使えるのか?など、よく分からないまま加入している方、またよく分からないから必要なのに加入していない方が多くいらっしゃいます。
家財保険は持ち家にしても、賃貸住宅にしても、住宅にお住まいの方であれば必要な保険なのです。
持ち家にお住まいの方も、マンション、アパートなどにお住まいの方も、家財一式を補償することができる家財保険について、知って頂きたいポイントをご紹介します。

「火災保険」や「家財保険」は難しいと思っている方も多いと思いますが、ポイントさえきちんとおさえれば、決して難しいものではありませんので、ぜひご覧になってください。

家財保険とはどんな補償なの?

家財保険とは、万が一の事故の際に家財の補償をする保険になります。
では、家財とはどのような範囲のものを指すのかといいますと、冷蔵庫、洗濯機やテレビなどの電化製品から、ベッドや洋服ダンスなどの家具、洋服やバック、アクセサリーなどの服飾品など、生活をする際に欠かすことができない家財道具一式のことを指します。このような家財道具は、家族の人数が増えると増加しますし、年々増加もしますので、家族全員分の家財となると思っている以上に高額な金額になります。
全部合わせると高額になる家財が火災や事故の際に全部ダメになってしまったら、また一から揃えるには多くの金額が必要になりますし、すぐにそろえることが難しい状況になるかもしれません。そのようなリスクに対処するために家財保険が必要になるのです。

意外に高額になる家財の金額

一家全員分の家財というと思ったよりも高額になるとご説明しましたが、では一体どのくらいの金額になるのでしょうか?ここで一例をご紹介します。

世帯の年齢構成 夫婦のみ 夫婦+子供(18才未満)1人 夫婦+子供(18才未満)2人
27才以下 500万円 590万円 680万円
28才~32才 590万円 680万円 770万円
33才~37才 780万円 870万円 960万円
38才~42才 1,070万円 1,160万円 1250万円
43才~47才 1,370万円 1,460万円 1,550万円
48才以上 1,440万円 1,560万円 1,650万円
※三井住友海上火災保険株式会社 家財保険:標準世帯における家財評価額(再調達価額)の目安(平成28年7月現在)参照

上記のような金額になります

以外と金額が多いことに驚かれると思います。
このような高額になる家財が火災などで全焼してしまったら、再度家財道具一式をそろえるのは、とても大変なことですね。
そのように万が一の際の家財の補償をするのが、家財保険となるのです。

家財保険の基本的な補償内容

それでは家財保険の基本的な補償内容をご紹介しましょう。
家財保険の基本的な補償内容としては下記のような補償があります。

  1. 火災、落雷、破裂・爆発
  2. 風災、雹災、雪災
  3. 水濡れ
  4. 盗難
  5. 水災
  6. 破損、汚損

では、それぞれの補償内容を簡単にご説明します。

火災、落雷、破裂・爆発

火災、落雷、破裂・爆発の補償は、万が一の火災で家財が焼失してしまったり、損害を受けた場合や、落雷などの影響で家財が破損したり、電化製品が壊れた場合に保険金を受け取ることができます。

風災、雹災、雪災

風災、雹災、雪災の補償は、台風の際に窓ガラスが割れてしまい、家財が損害を受けたり、雹の影響で家財が損害を受けた際に保険金を受け取ることができます。

水濡れ

水濡れの補償は、マンションの上階から水が漏れてきて、その影響で家財が水に濡れて損害を受けてしまった際に保険金を受け取ることができます。

盗難

盗難の補償は、泥棒によって家財が盗まれてしまった場合や、現金の盗難にあった場合などに、保険金を受け取ることができます。
(※現金や小切手の盗難に関しては保険会社によって上限が設けられている保険商品もありますので、ご注意ください。)

水災

水災の補償は、大雨や洪水で床上浸水してしまい、家財が損害を受けてしまった場合に保険金を受け取ることができます。

破損、汚損

破損・汚損の補償とは、模様替えの際に机を家電にぶつけてしまって家電を壊してしまった場合や、飲み物をこぼしてしまいPCを壊してしまった場合に保険金を受け取ることができます。

※これらの補償内容は一般的なもので、保険商品によって変わります。加入する際はご自身で十分に確認をしてください。

家財保険の代表的な特約

家財保険には特約を付けることもできます。
家財保険の代表的な特約は下記の通りです。

  1. 日常生活賠償特約(保険会社によって特約の名前は変わります)
  2. 借家人賠償特約

日常生活賠償特約

日常生活賠償特約は、日常生活において他人の物を壊してしまったり、他人にケガを負わせてしまって、法律上の損害賠償責任を負った場合に補償されます。
※保険会社によって日常生活賠償特約や個人賠償責任特約といったように呼び方が変わります。また保険商品によって補償範囲が違いますので、ご加入の際には十分にご確認ください。

借家人賠償特約

借家人賠償特約は、賃貸住宅にお住まいの方には必要な特約です。借りた部屋で不測かつ突発的な事故などがあり、大家さんへの法律上の損害賠償責任を負った場合の損害賠償金などを補償します。

家財保険のメリット

家財保険には様々なメリットがあります。
家財保険は持ち家の住宅にお住まいの方にとっても、賃貸住宅にお住まいの方にとっても万が一の事故の際には、非常に助けになる補償になりますので、持ち家にお住まいの方、賃貸住宅にお住まいの方それぞれのメリットをご紹介します。

家財保険のメリット【賃貸住宅にお住いの方】

家財保険に特約として付帯することができる「借家人賠償特約」は賃貸住宅にお住まいの方にとっては、なくてはならない補償です。
借家人賠償特約は、万が一の事故の際に、賃貸住宅にお住まいの方(賃貸借契約の契約者)が負担することになる、貸主に対しての損害賠償責任を補償することができるのです。
火災などを起こしてしまった際には、非常に大きな損害賠償の請求をされるケースもありますが、借家人賠償特約に加入していれば、安心です。
一般的には、賃貸住宅を借りる際には、この特約がセットされている家財保険への加入を条件としているケースが多いのですが、賃貸住宅の契約更新の際に家財保険の更新を忘れていて、保険がかかっていなかったなんてケースも多いので注意してください。

家財保険のメリット【持ち家住宅にお住まいの方】

万が一の火災で住宅が全焼をしてしまった際には、火災保険に加入していれば火災保険の保険金を受け取ることができます。
しかし、受け取った火災保険の保険金額は、住宅ローンを組んでいた際には、そのほとんどが銀行の返済に充てられてしまうので、手元にお金が残らないなんてケースもあります。お金が残らなかったといっても、生活をする環境を整えなければなりません。
家族で生活をするには、当然家財道具の一式が必要になりますが、上記でもご説明したように家財道具を一式揃えるには、1,000万円以上の金額が必要になると想定できます。このような場合に家財保険の保険金が役に立つのです。

家財保険の選び方

このように、家財保険は持ち家住宅にお住まいの方にとっても、賃貸住宅にお住まいの方にとっても、必要な損害保険です。保険料は家財保険の保険金額や付ける特約、お住まいの住宅の構造級別によっても変わりますが、一般的には、年間の保険料で4,000円~10,000円くらいの保険料になるケースが多いです。
各保険会社が取り扱っている商品によって、多少の補償内容の違いや特約の違いがありますし、セットされている生活のサポートサービスの内容にも違いがありますので、ご自身にあった家財保険を選んでください。
最近では、ネットで申し込みができる家財保険も人気となっていますので、ぜひご覧になってください。

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⇒マンションの火災保険はこちら:マンション購入者の火災保険の選び方。

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