東京海上日動火災保険株式会社は、移植医療の1つである「DLI](ドナーリンパ球輸注療法)を行った場合の、保険補償期間を2017年4月1日から割増保険料なしで、原稿の2年から7年に延長することを発表しました。

「DLI」は、白血病等の治療として骨髄移植等を行った後に、病気の再発やウィルス感染で合併症が起きた患者への有効な治療法です。東京海上日動は、骨髄バンクがドナー登録の募集を開始した当初から、「骨髄バンク団体傷害保険」の引受幹事会社となり、骨髄提供やその後の「DLI」などにより、ドナーに生じた事故の補償を行っていますが、「DLI」に関しては、骨髄移植から2年以内の実施を補償の対象としていました。ただ、病気が治癒せずに、2年を超えて再発したり、合併症を起こしてしまう場合もあります。そのようなケースで「DLI」の治療が患者に必要となった場合に、ドナーにとって安心できる環境を作ることができるよう、骨髄バンクからの要請に応え、補償期間を割増保険料なしで7年に延長することになりました。

骨髄バンクへのドナー登録者は、2017年2月末時点で469,900人です。患者登録者は2,524人で、これまでに骨髄バンクを通して、累計2万件を超える移植手術が行われています。東京海上日動は、今回の補償期間の延長が少しでもドナーに安心できる環境を作ることや、ドナー登録への理解に繋がることを期待したいということです。